メールマガジン第11号(平成18年3月)
◇目次

今月の数字: 653人
杉並区発行資料:『すぎなみ地域大学 18年度 募集案内』
書籍紹介:『県庁の星』
HP紹介:全国書店ネットワーク「e−hon」 他
雑感

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●今月の数字: 653人・・・区民レスキュー(救急協力員)登録者数●
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区政報告Vol.7(平成17年1月号)でとりあげましたが、杉並区は昨年度から、区独自の資格である「区民レスキュー(救急協力員)」制度を始めています。

http://homepage3.nifty.com/ikuma/200501.pdf

この制度では、消防署が行う「普通救命講習」(3時間)と「区内の救急医療体制や地域防災体制講習」(1時間)を受講した人に、認定証を発行しています。

はじめた当初は、AED(体外式除細動器。心臓のけいれんを電気ショックで取り除く機械)操作研修が「普通救命講習」に含まれていなかったため、この操作研修も1時間の講習の方に入っていました。

ちなみに、「普通救命講習」だけの受講であれば、毎年約4,000人が杉並区内で受講しています。

そのうち、3,000人弱が中学生です。(要は、学校で実施しているわけです)。

いざという時に実際にどこまで対応できるかは、例え講習を受講していても不安は残りますが、多少は心に余裕を持てると思います。

お時間の都合がつくようであれば、受講してみてはいかがでしょうか。

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●杉並区発行資料:『すぎなみ地域大学 18年度 募集案内』●
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http://www2.city.suginami.tokyo.jp/daigaku/pdf/annai.pdf

来年度の区政の目玉の一つが、この「すぎなみ地域大学」です。

これは、いわゆる「自治体発のカルチャーセンター」ではなく、「地域貢献人材を養成する仕組み」として、開校します。

昨今「協働」という言葉をよく耳にしますが、杉並区においても「行政が行っている仕事の6割を区民等との協働で行うようにする」という目標を立てています(現在は約4割)。

その一つの方法として、そしてまた、地域活動を通して活躍したい人への道しるべとしての役割を持っています。

来年度は、とりあえず、前期6講座、後期5講座が計画されています。

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/daigaku/pdf/youkou.pdf

短いものは半日(「今月の数字」でとりあげた、救急協力員コースが、これにあたります)、長いものは33回(!)の講座です。

定員があるため現段階では何ともいえませんが、私自身も受講したい講座がいくつかあります(締め切り直前になってもまだ空きがあるようであれば、申し込むかもしれません)。

申し込みの有無にかかわらず、「杉並区はどういった分野で人材を求めているのか」を知るてがかりにもなると思いますので、一度ご覧になってはいかがでしょうか。

なお、「すぎなみ地域大学」のトップページは、下記になります。

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/daigaku/index.asp

また、紙での「募集案内」「募集要項」も、今月15日(要は、今日ですね)から区役所(7階の地域課)、区民センター、区民事務所、駅前事務所、図書館で配布しております。

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●書籍紹介:『県庁の星』 桂望実著 小学館 値段:1,300円(税別) ●
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映画化されたこともあり、ご存知の方も多いかもしれません。
私自身、元々民間で仕事をし、現在公務員(議員も公務員です)をしている人間として、どのように描かれているか、興味を持って読みました。

とりあえず感じたこととしては、「杉並区役所にはあまりあてはまらない」といったところでしょうか。やはり「楽しく」読めるよう、デフォルメされていると思いますし、また、「都道府県」と「市区町村」の違いも大きいと思います。

とはいえ、官民問わず、仕事をするなかで「忘れかけている常識」というようなものを思い出させてくれる文章も随所にありました。

例えば、「マニュアルなんてない。実際に体験して、考えて、自分なりの一番いい方法を見つけりゃいいの。」

というのは、仕事に慣れて"楽"を覚えた人間にとっては痛い言葉ですね。

ちなみに、「役所は体裁や文書を気にする」というのは、確かだと思います。ただ、これについては、なぜそうなのか、も考えなければフェアではないと思います。

例えばの話、川に子どもが落ちて怪我をしたとします。もしその際に「危険です。川に入らないように。」というような掲示がなかったとしたら、住民の方が「なぜ役所が注意書きをしておかないんだ!」と言ったりしていないでしょうか。例えフェンスがあったとしても、です。

今の仕事をしてから実感していますが、どうも日本では、行政に求めるものが多すぎます。また、昔の「おかみ」意識の裏返しか、行政に完璧を求めます。

それゆえに、費用対効果を考えると誰もが疑問に感じることまで、(過剰に)行政がやらざるを得なくなっているのではないでしょうか。

確かに「倒産リスクがほとんどないがゆえに、会社(区役所)のことより自分(及び自分が所属する部署)のことだけを考えがち」という面は正直あると思います。

しかし、何でもかんでも「だから役人は。。。」と片付けてしまうのではなく、行政マンのおかれた立場への配慮も必要ではないでしょうか。

なお、「首を切られるリスクが(限りなく)ない」がゆえに、どうしようもない人がいる割合が民間より高い、というのは、残念ながら否定できないと私自身は思います。

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●HP紹介:全国書店ネットワーク「e−hon」 他●
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私自身結構本屋さんを覗くのが好きで、中途半端に時間が余ってしまったようなときは、よく本屋に入ります。

一方で、「資料収集」目的で本を探すときは、やはりキーワード検索ができるインターネットを利用します。

最近よく使っているのが、この「e−hon」です。

http://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top

私の通勤経路(勤務地:杉並区役所です)は吉祥寺駅を通るので、駅ビルにある本屋をよく利用しますが、実は上記サイトで注文すると、この吉祥寺の本屋で受け取ることができます。

ただ、あくまで「TOHAN CORPORATION」との取引、ということなのか、郵送用の袋に入った状態で本を受け取ります(^_^)

「何で本屋で本を受け取るのに、袋のままなの?」と、最初は違和感がありました。

ちなみに、以前よく使っていたのが、紀伊国屋書店のHPです。

http://www.kinokuniya.co.jp/

あと、有名なところでは、アマゾンのHPでしょうか。

http://www.amazon.co.jp/

最近は便利になったなあ、と、つくづく思います。

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●雑感●
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メールマガジン第11号、いかがでしたでしょうか。
今回は議会中ということもあり、やや簡易なものになってしまったかな、と思います。
次号はもう少し工夫したいですね。

明後日で平成18年第1回区議会定例会も終了します(その前に、明日は予算に対する会派意見開陳も控えていますが)。
終わった途端に、卒業式、入学式、そして異動のシーズンですね。実際、議会終了日の翌日(3月18日)は、私も中学校の卒業式に出席予定です。

今議会の区政報告は、メールマガジン第12号の発行(4月中旬)より前にお届けできると思います。
そちらも見ていただければと思います。

岩田いくま

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