◇目次
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今月の"最大"と"最小":久我山と梅里
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書籍紹介: 『半島を出よ(上・下)』
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委員会視察報告:長崎県佐世保市、熊本県熊本市
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HP紹介:生活習慣病予防コンピュータ診断『ライフチェッカー』
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雑感
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●今月の"最大"と"最小":久我山と梅里・・・町別面積●
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杉並区には、36の町(郵便番号)があります。
区全域の面積は34.02kuですが、そのなかで
最大・・・久我山(〒168-0082):1.721ku
最小・・・梅里(〒166-0011):0.373ku
です。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/20050101.xls
もっとも、久我山は5丁目まであり、梅里は2丁目までしかありません。
ちなみに、町丁単位でみてみますと、
最大・・・和泉3丁目:0.462ku
最小・・・西荻北1丁目:0.116ku
となっています。
皆さんがお住みの町はいかがだったでしょうか。
「雑学」の域を出ませんが、よろしければ上記HPを覗いてみてください。
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●書籍紹介: 『半島を出よ(上・下)』 村上龍著 幻冬舎 ●
● 値段:(上)1,800円、(下)1,900円(税別) 発行:2005年3月25日 ●
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先月、北朝鮮による核実験が行われました。
この件に関する議会の対応は、下記「岩田いくまのホームページ・活動日記」中の10月10日欄に書いております。
http://homepage3.nifty.com/ikuma/sub8.htm
また、この機会をとらえ、「北朝鮮特殊部隊による福岡制圧」を描いたこの書籍を読んでみました。
日本の核武装について"議論をしてもよいか"自体がマスコミでは話題となっていますが、「国家の安全をいかにして守るか」「危機管理をいかに行うか」について、改めて考えさせられる書籍です。
日本でもやっと国民保護法ができましたが、まだまだ十分だとはいえません。
日頃の防災訓練の様子にしても、残念ながら「危機管理」として機能しているとは言い難い状況だと思います。
政治家の動きも、国レベルと地方自治体レベルで描かれており、政治に携わるものとしては、耳に痛い内容も多いですね。
もっとも、「政治というのは利害が対立するグループや人間に資源をどう配分するかということに尽きる」という表現がでてきますが、やや古いプロトタイプ的な意見だと感じました。
こうした側面があることは否定できませんが、ただ「配分」するだけでなく(つまり"ゼロサムゲーム"ではなく)、多様な見解を把握したうえで"プラスサム"の状況をつくることこそが政治に必要だと私自身は思っています。
なお、私自身はこの書籍を関心をもって読みましたが、映画でいうところのR指定(一定年齢未満の鑑賞禁止)に該当する書籍だと思います。
成長度合いにもよりますが、子ども達(15歳未満もしくは18歳未満)には読ませたくないですね。
なお、次号では、福島県知事・和歌山県知事の辞職で世間を騒がせている「談合」に関する書籍をいくつかとりあげたいと考えています。
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●委員会視察報告:長崎県佐世保市、熊本県熊本市●
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視察報告の全文は、下記に掲載しております。
http://homepage3.nifty.com/ikuma/Shisatsu-bunkyo-2006.pdf
ここでは、視察内容そのものではなく、視察先(佐世保市)で感じた「議会運営の仕方」について触れたいと思います。
佐世保市議会の委員会開催状況をきいて驚いたのは、定例会中に何日も同じ委員会を開催していることです。
例えば、今年の第1回定例会(3月議会)では、総務委員会という委員会は7日間開催されていました。
杉並区では、よほどの例外をのぞき、各委員会は定例会中に1日しか開催されません(議会運営委員会はのぞきます)。
そのことを佐世保市議会事務局の方にお話すると、「どうして1日だけで審議が終わるんですか?うち(佐世保市議会)では考えられません」とのことでした。
杉並区と佐世保市では対象とする業務範囲が異なります(佐世保市は一般市ですので、消防や上下水道の事務がありますし、また港町ですから港湾関係の事務もあります。そうしたことから、多くの特別会計をもっています。)。
したがって、同列に論じることはできませんが、「議会のあり方」としてどちらが望ましいかは、やはり佐世保市でしょう。
もっとも、現在の杉並区議会では、「質問(をする人)が少なすぎる」という面がある一方、「だらだらと同じ質問を繰り返したり、関係のないことを質問して長時間を浪費する人がいる」という面もあります。
また、区役所の管理職を、何日も議会に拘束することは、行政事務の効率的執行という視点から、問題があります(現在の杉並区議会では、常任委員会には対応する部の課長以上が全員出席します。例え自身に関係する議題がない場合でも、です。)。
*実際に何名かの非管理職の方から、「予算特別委員会、決算特別委員会のときは、連日課長が議会に出席しているので、業務がどうしても滞る」という話をきいています。
したがって、私としては、
@ 委員会の開催日は増やす。
A ただし、理事者(区役所管理職)の出席は、本当に必要な人に限定する(議題によって、随時入れ替わればよい)。
B そもそも論として、議員同士の討議を行う。
といった形にしていくべきだと考えています。
もっとも、「議会改革検討調査部会」での感触や、「地方自治・分権調査特別委員長」として個別に取り組んだ結果を考えると、残念ながら実現には時間がかかりそうに思います。
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●HP紹介:生活習慣病予防コンピュータ診断『ライフチェッカー』●
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先月は「食生活バランスコンピュータ診断」をとりあげました。今月は続編として、「生活習慣病予防コンピュータ診断」をとりあげます(こちらも杉並区公式HPに掲載されています)。
http://www.kaitec-kenkocheck.jp/suginami/index.php
質問数は20強で、すぐに終わります。
私の結果をみてみると、"健康年齢"は34歳で、ほぼ実年齢(35歳)と同じでした(^_^)。
人に誇れる生活習慣だとは思いませんが、かなり身体を動かしている(運動をしている)のが効いたのではないかと思います。
場合により「嫌な結果」がでてくるかもしれませんが、こちらも試してみてはいかがでしょうか。
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●雑感●
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メールマガジン第19号、いかがでしたでしょうか。
今回から、「今月の数字」に変わり、「今月の"最大"と"最小"」を取り上げてみました。
町に優劣をつけるということではなく、杉並区のイメージをよりつかんでいただくために、何回かシリーズでとりあげていきたいと思います。
さて、第三回区議会定例会は先月17日に閉会しました。
区政報告書第14号を下記に掲載しておりますので、よろしければご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/ikuma/200611.pdf
次回の第四回定例会は、今月27日(月)に開会予定です。
だいぶ肌寒くなってまいりましたので、皆様もお身体ご自愛ください。
岩田いくま
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