メールマガジン第18号(平成18年10月)
◇目次

今月の数字: 1,048人
杉並区公表資料:『平成17年度 主要施策の成果』
書籍紹介: 『子供の「脳」は肌にある』
HP紹介:食生活バランスコンピューター診断『フードチェッカー』
雑感

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●今月の数字: 1,048人・・・1年間の杉並区議会傍聴者数 ●
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平成17年1月〜12月の、区議会傍聴者数が上記の数字です。

内訳をみますと、

・本会議:498人(21回)
・常任委員会:316人(65回)
・特別委員会:234人(48回)

となります。

より詳細に委員会別の傍聴者数をみてみると、一番多いのは文教委員会で154人(13回)、一番少ないのは医療問題調査特別委員会で4人(7回)となります。

「役に立ちそうだから見に行ってみよう」と思ってもらえるような議会にしなければいけないと、改めて感じます。

一方で、特定の方達が集団で傍聴に来ているため、いわゆる”一般”の方が傍聴しづらい雰囲気があるのも確かです。

傍聴席での野次・怒声の禁止を徹底する等、傍聴ルールの見直しも必要だと感じています。

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●杉並区公表資料:『平成17年度 主要施策の成果』 ●
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地方自治法に定められている決算書類のひとつで、「この1年間、どのような行政を行ってきたか」がまとめられた資料です。

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/shuyosisaku_seikaH17new.pdf

130ページに及ぶ資料であるため、読み通すにはそれなりの時間が必要ですが、「行政が何をやっているのか」を概括的に把握するには、格好の資料だと思います。

もっとも、区役所が自らまとめる資料であるため、「こんなに頑張りました!」という色が強い点は、一応留意しておく必要があると思います。

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●書籍紹介: 『子供の「脳」は肌にある』 山口創著 光文社新書●
●  値段:700円(税別) 発行:2004年4月20日        ●
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「触れ合い」の重要性を、心理学や解剖学等の研究成果もおりまぜながら、わかりやすく書かれている書籍です。

私自身は、「子育て」の観点から読んだ部分が多いように思いますが、「人との接し方」という観点から読んでも十分興味深いと思います。

ところどころ「その結論はちょっと強引では?」と思うところもありますが、「触れる」ことの意義・大切さがよく伝わってきました。

日常生活の中で、「皮膚」の役割はあまり意識していないと思いますが、

「皮膚にはさまざまな機能があるが、最大のものは内臓的役割である」

「肌というのは体の内部と外部を隔てていると同時に、心理学的にみると自我という心の内部と外部をも隔てている」

「他人から触れられる、ということは、他人が自分の領域を侵すということに他ならない。握手にしてもハグにしても、スキンシップには自他の境界の区別を一時的に解除する作用がある」

といった内容は、改めて言われると、「なるほど」という感があります。

他に印象に残った内容としては、以下のようなものがあります。

「戦前に子育てをしていた現在80代の女性と、戦後に子育てをした70代の女性では、子供の育て方が全く違っていた。80代の女性は、いつも子供と肌をくっつけて子育てをしていた。対して70代の女性は、肌をくっつけるような育児はしていない。アメリカから入ってきた育児法(子供に触れない育児)にしたがって子育てをしていた。」

「抱っこされたり、母親から色々な世話を受けて、身体的にも心理的にも欲求を満たされた子供というのは、かつていわれたように「わがままになる」ということはなく、逆に十分なスキンシップによって得た安心感が自立して世の中を探求していくための基盤になると考えられるようになった。」

「母子のスキンシップと父子のスキンシップの効果は異なっているようである。母親とのスキンシップは、自分が受け入れられ大切にされているのだ、という自信を強め(=自分の存在価値を感じられる)、その温かさから「人は信頼できるものだ」ということを肌で学んでいく。これに対し父親とのスキンシップは、世の中に意識
を向け、人と協調して自分を出したり引っ込めたりするような社会性を伸ばすのだと思われる。」

「欧米で添い寝が反対される理由が、主として大人の視点から大人の権利を尊重するものであるのに対して、日本では終始子供の視点で、子供の心理的安定などの利点を理由に添い寝が勧められている。」

「人は、不安や緊張が高まったり、困惑したりすると、自分の体に触れることが多い」

ちなみに、この書籍は区役所の管理職の方から教えてもらいました。

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●HP紹介:食生活バランスコンピューター診断『フードチェッカー』●
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杉並区公式HP内にあるコンピュータ診断です。

http://www.kaitec-kenkocheck.jp/suginami/health/index.php

約70の設問(結構多いです)に答えると、食生活の見直しに向けたアドバイスが出てきます。

私自身行ってみましたが、「やっぱり、これは摂りすぎだよね」というものは、しっかりチェックされていました。
具体的に言いますと、"糖分の摂りすぎ"です。なにしろ出先で缶コーヒーをよく飲むので。

ということで、これを行ってからは、できるだけ「糖分控えめ」の缶コーヒーを飲むようにしています。

また、「外食が多いようです」というようなコメントもありましたが、こればっかりは。。。

ちなみに今月初頭に区役所の健康診断を受診しました。

ここ2年で8Kg近く減っていた体重が、2Kgほど戻っていました。

少しだけ「ほっ」としています f(^_^)

健康チェックに類するコンピュータ診断は、民間が実施しているものも結構あるので、いずれそれらも紹介したいと思います。

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●雑感●
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メールマガジン第18号、いかがでしたでしょうか。
ちょうど第三回区議会定例会中ということもあり(17日まで)、議会傍聴者数を取り上げてみました。

なお、今議会の区政報告書は11月初頭に郵送/HPに掲載する予定です。

また、区政に関する意見交換会を、

11月15日(水) 19:00〜20:30 高井戸地域区民センター(高井戸東3−7−5) 第4・第5集会室
11月18日(土) 14:00〜15:30 久我山会館(久我山3−23−30) 第1・第2集会室

の予定で行いますので、こちらにもご参加いただければ嬉しく思います。

岩田いくま

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