メールマガジン第247号(令和7年11月)

◇◇◇目次◇◇◇

●書籍紹介:『2040年の未来予測』
●HP紹介:東京2025デフリンピック

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● 書籍紹介:『2040年の未来予測』 成毛眞著         ●
●  日経ビジネス人文庫 900円+税 2025年4月1日発行 ●
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本書籍は、いわゆる「近未来予測」の書籍となります。

「2040年」をターゲットとした書籍としては、他に

『2040年の日本』(野口悠紀雄著。幻冬舎新書)

も読みましたが、今回は成毛眞氏の著作をとりあげたいと思います。

なお、当書籍は、2021年1月に刊行された書籍を、現在の情報に合わせて一部修正し、文庫化されたものとなります。

著者は元日本マイクロソフト社長だっただけあり、

“テクノロジー”

に関する視点で2040年を予測していることが印象的でした。

・「我々の生活は、水準は大きく変わっていないのに、テクノロジーが生活様式を根底から変えてしまったのだ。それが、スマホ登場からのこの約15年だった。
そして、これまでの15年よりこれからの15年の方が世界は大きく、早く変わるだろう。
これまでの15年間の変化は、主に情報通信の大容量高速化がもたらした、この大容量高速化は今後さらに進む。
 (中略)
高速通信でさまざまなところから情報が吸い上げられ膨大なデータ量が蓄積、分析され、あらゆる分野で人工知能(AI)の実用化も一気に進むだろう。」」(P.5~)

という指摘は、今後を考えるうえで、忘れてはならない視点だと思います。

そして、人口減少・少子高齢化という現実を冷静に見つめ、厳しい将来を直視しつつも、

・「多くの経済予測が見落としているのは、技術の進歩だ。」(P.139)
・「危機に直面してもテクノロジーで解決の道筋を示してきたのが人類なのだ。」(P.266)

という希望を忘れずに取り組んでいくことも、大切な視点だと思います。

“未来”を考える一助として、ご興味があれば手に取っていただければと思います。

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● HP紹介:京2025デフリンピック ●
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今月15日から、

「東京2025デフリンピック」

が始まりました。

大会期間は26日までの12日間。

その競技日程等が紹介されているのが、こちらのページになります。

https://deaflympics2025-games.jp/

ライブ配信のページもありますので、ご活用いただければと思います。

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● 雑感 ●
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先月15日(水)に、「令和7年杉並区議会第3回定例会」が閉会したところですが、今月19日(水)から、

「令和7年杉並区議会第4回定例会」

が開会予定です。

https://www.city.suginami.tokyo.jp/documents/23050/r074nittei.pdf

今年最後の定例議会となりますので、しっかり準備を進めていきたいと思います。

11月となり、めっきり寒さを感じる時期となりました。

インフルエンザ等も流行っておりますので、くれぐれもお身体ご自愛いただければと思います。

岩田いくま

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