◇◇◇目次◇◇◇
●今月の数字:40万5,564円
●杉並区公表資料:令和6年度 区政経営報告書
●書籍紹介:『役所のしくみ』
●HP紹介:マナパス
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● 今月の数字:40万5,564円 ●
● ・・・区民一人あたりの令和6年度杉並区一般会計歳出決算額 ●
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先般、「令和6年度杉並区一般会計決算」が公表されました。
その歳出決算額は、2,350億7,861万4,665円。
対前年度比3.5%の増となっております。
なお、本年4月1日現在の、杉並区の住民基本台帳人口は、57万9,634人。
上記歳出決算額を一人あたりになおすと、40万5,564円となります。
メールマガジン第238号(令和7年2月号)では、
“区民一人あたりの令和7年度杉並区一般会計当初予算(案)額”
を取り上げましたが、区民一人あたりに換算すると、
“40万円超え”
が当たり前になってきましたね。
多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれだと思いますが、改めて規模感を捉えていただければと思い、決算数値公表に伴い、今回ご紹介しました。
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● 杉並区公表資料:令和6年度 区政経営報告書 ●
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サブタイトルが“決算の概要と主要施策の成果”となっているとおり、令和6年度杉並区各会計決算の公表に伴い、
・決算の概要
・区財政の状況
・総合計画・実行計画の進捗状況
・主要施策の成果
等がまとめられた資料となります。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/documents/22201/r6keieihoukoku2.pdf
令和6年度に、杉並区がどのような施策に取り組んだのか、また、どのような成果をあげたのか(あげられなかったのか)を示した資料となりますので、ご興味のある分野に目を通していただければと思います。
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● 書籍紹介:『役所のしくみ』 久保田章市著 ●
● 日経プレミアシリーズ 900円+税 2025年5月8日発行 ●
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本書籍は、民間銀行から大学教授を経て島根県浜田市長となった著者による、
「いわば“地方自治の入門書”」(P.5)
となっております。
首長(地方自治体の長)による著作の場合、現職/元職を問わず、時に
“自慢話の羅列”
と感じられる書籍にであうこともありますが、当書籍は地方政治や地方の役所について、淡々と(?)書き進められており、嫌みなく読み進めることができると思います。
地方自治に関心のある方や、(地方自治体の)役所のしくみに興味のある方には、わかりやすい書籍ではないかと思います。
なお、都心部の杉並区で区政に関わっている私の立場とは、国の施策に対する評価が異なるものもございますが、こればかりは致し方ないですね。
なお、最終章(第6章)にて、私が普段感じている文章がありましたので、最後に引用しておきたいと思います。
「私は、首長には2つの顔があると思います。1つは“選挙で選ばれる政治家としての顔”で、もう1つが“役所という組織の経営者としての顔”です。
(中略)
いったん市長に就任すれば、むしろ重要となるのは、組織の経営者としての顔です。」(P.211)
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● HP紹介:マナパス ●
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近年、“長寿化”や“技術革新の進展”という社会状況を踏まえ、
「リカレント教育」
という言葉をよく聞くようになりました。
「リカレント教育」とは、
“「自分に必要な学び」「時代のニーズに即した能力・スキル」「職業とは直接結びつかない技術や教養」を社会に出た後も身につけること。またその社会的なシステム。”
と定義されます。
こうした中で、文部科学省が開設している「社会人の大学等での学びを応援するサイト」が、「マナパス」になります。
https://manapass.mext.go.jp/
ご興味のある方は、一度のぞいてみていただければと思います。
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● 雑感 ●
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今月9日(火)から、
「令和7年杉並区議会第3回定例会」
が始まりました。
日程は、下記となります。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/documents/22359/r70909nittei.pdf
10月には決算審査もあり、1ヶ月超の長丁場となります。
秋には、地域での活動も数多くございますが、まずはしっかり、議会活動に取り組んでいきたいと思います。
9月も中旬となり、暑さは徐々に緩んでくると思いますが、一方で、台風に気をつけねばならない時期となりました。
皆様も、くれぐれも天候にご留意のうえ、日々お過ごしいただければと思います。
岩田いくま
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