◇◇◇目次◇◇◇
●杉並区公表資料:防災・防犯 そなえよう すぎなみ 選べるカタログ
●書籍紹介:『首都決壊』
●HP紹介:TEAM防災ジャパン
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● 杉並区公表資料:防災・防犯 そなえよう すぎなみ 選べるカタログ ●
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令和7年度杉並区一般会計当初予算の議会での審査(本年2~3月)において、様々な議論があった施策として、
「防災・防犯用品カタログギフト」
事業があります。
区長記者会見資料において、個別施策のトップに掲載されておりますので、区(長)としての“目玉施策”という位置付けではないか、と思います。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/documents/18086/20250131_press.pdf
私には、“バラマキ”感が拭えませんが。。。
さて、このカタログの配布が、今月5日から始まりました。
既に届いた方もおられるかもしれませんが、HPでもカタログ自体は見ることができます。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/documents/21930/catalog_book-minimum.pdf
この事業自体は、さきほど述べたとおり、私自身は疑問を感じておりますが、このカタログに掲載されている、
・防災のてびき
・防犯のてびき
・(防災・防犯に役立つ)区の取り組み
については、役に立つ情報だと思います。
こちらについては、一読いただければと思います。
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● 書籍紹介:『首都決壊』 安生正著 祥伝社文庫 ●
● 780円+税 令和4年5月20日発行 ●
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いわゆる「災害小説(ディザスター小説)」については、これまでも何度か取り上げております。
当書籍は、
「豪雨水害 及び 竜巻」
に被災した状況が取り上げられておりますが、
・政治や行政のあり方
(例)「そもそも政治は、国民の幸福という目的を実現するための手段であるはずが、〇〇政権にとっては政治そのものが目的になっている」(P.188)
・群集心理や人間の考え方の傾向
(例)「過去の暴動には類似したパターンがある。まず不満をため込んだ群衆がいて、そこになんらかの非合理で偶発的な流血事件が起きる。それが群衆の自制心が崩壊するきっかけとなり、やがて人々の怒りが警察に向くことで暴動に発展する」(P.323)
についてもしばしば触れられており、色々と考えさせられる場面/文章がありました。
400頁弱の分量ですが、ご興味のある方は手にとってみてください。
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● HP紹介:TEAM防災ジャパン ●
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「TEAM防災ジャパン」とは、そのHPに掲載された説明によれば、
「TEAM防災ジャパンは、内閣府と連携して、全国各地で活躍する多様な防災の担い手を育成・応援するための人材ネットワークです。
防災の担い手に有用な情報をポータルサイト等で紹介するほか、オンラインも活用して参加者の交流・情報交換を行っています。」
となっております。
https://bosaijapan.jp/
・防災教育コンテンツ
・防災資料室
・防災イベント等一覧
等の情報が提供されており、また、メールマガジンの発行もされているので、その登録を行うこともできます。
また、
・防災関連施設一覧
もありますので、「体験学習をしよう!」という場合に、どこがよいかを探すこともできると思います。
なお、災害伝承に関する施設を探す場合には、国土交通省による
「NIPPON防災資産」
のページも役に立つと思います。
https://www.mlit.go.jp/river/bousai/bousai-shisan/index.html
災害対策を考える一助として、ご活用いただければと思います。
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● 雑感 ●
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6月、7月と選挙が続いておりましたが、今月は選挙も定例区議会もなく、地域活動や資料の読み込み等に時間を割いております。
さて、今月8日に議会運営委員会が開かれ、次回の定例区議会である
「令和7年杉並区議会第3回定例会」
の日程(案)が示されました。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/documents/22359/service1.pdf
今回は決算審査もあり、1ヶ月超の長丁場となります。
しっかり準備を進めていきたいと思います。
8月も半ばとなりましたが、まだまだ真夏日・猛暑日が多くなりそうです。
くれぐれもお身体ご自愛ください。
岩田いくま
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