メールマガジン第210号(令和4年10月)

◇◇◇目次◇◇◇

●杉並区公表資料:杉並区長・杉並区議会議員補欠選挙及び参議院議員選挙の投・開票結果について
●書籍紹介:『認知症の私から見える社会』
●HP紹介:ソーシャルメディア杉並区公式アカウント一覧
●雑感

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● 杉並区公表資料:杉並区長・杉並区議会議員補欠選挙 ●
●   及び 参議院議員選挙の投・開票結果について    ●
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9月28日に開催された総務財政委員会において、

「杉並区長・杉並区議会議員補欠選挙及び参議院議員選挙の投・開票結果について」

の報告が選挙管理委員会からなされました。

https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/070/931/souzai0928_7.pdf

年代別の投票率や、無効票の内訳等も記されておりますので、よろしければご覧いただければと思います。

なお、参議院議員選挙については、「得票数(東京都計)」と「得票数(杉並区開票区)」が並べて記されております。

この比較も、なかなか興味深いのではないかと思います。

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● 書籍紹介:『認知症の私から見える社会』 丹野智文著    ●
●  講談社+α新書 800円(税別) 2021年9月15日発行 ●
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本書は、

「若年性アルツハイマー型認知症」

と診断された当事者の方による書籍になります。

「家族」や「支援者」の視点ではなく、「当事者」の視点で著された点が特徴的であり、様々考えさせられました。

心に残る多くの指摘がありましたが、特に心しておきたい文章を、以下記しておきたいと思います。

・認知症と診断されたその時から私たちの暮らしは、いままでの生活とまるっきり変わってしまいます。でもそれは、認知症の症状のせいではあり
ません。診断されたからといって次の日から急に「物忘れ」が増えるわけではありません。周りの人たちの意識が大きく変わってしまうのです。
(P.3)

・ケガをするリスクよりも「行動の制限や監視」からくるストレスによるリスクのほうが、より大きいと私は思います。(P.78)

・いままで、認知症当事者を取り巻く環境は、本人の意思とは関係なく、当事者抜きで家族と支援者のみで物事が決められてきました。当事者が
「自分で決める」という視点がなかったと思います。そして、良かれと思ってやってきたことが当事者の自立を奪い、気持ちを落ち込ませていたの
ではないかと思います。(P.141)

・認知症当事者にとっては未来も大切ですが、いまを大切に生きることが何よりも重要です。これまでの生活を工夫しながら、自分らしく続けてい
くことで将来も良くなるのです。(P.151)

その他、ITの有効活用に向けた提言等もなされております。

160頁の文庫本であり、読みやすい書籍ですので、ご興味があれば手に取っていただければと思います。

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● HP紹介:ソーシャルメディア杉並区公式アカウント一覧 ●
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杉並区では、数多くのソーシャルメディアを用いて情報発信しています。

その一覧をまとめたのが、下記ページとなります。

https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/kusei/koho/1005317.html

ユーチューブでの発信も、教育委員会や保健所が配信しているものもあれば、「杉並区公式チャンネルユーチューブ」として多様な内容が配信され
ているものもあります。

ソーシャルメディアの活用方法は人それぞれと思いますが、ご興味のある方は、一度のぞいてみていただければと思います。

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● 雑感 ●
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現在、9月12日から始まった「令和4年杉並区議会第3回定例会」が開会中です。

最終日(予定)は10月19日(水)。

今議会は区長選挙後初の定例議会であり、毎年行われる決算審査の他に、「区長所信表明」及び「各会派による代表質問」もありましたので、かな
り充実した定例議会となっております。

あと少し、ですので、最後までしっかり取り組んでいきたいと思います。

10月に入り、ずいぶんと冷え込む日も増えてまいりました。

皆様くれぐれもお身体ご自愛ください。

岩田いくま

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