◇◇◇目次◇◇◇
●今月の数字:5,774人
●杉並区公表資料:すぎなみくらしの便利帳
●書籍紹介:『夜と霧』
●HP紹介:年末年始の区の業務案内・ごみの収集等
●雑感
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● 今月の数字:5,774人 ●
● ・・・コロナ禍での杉並区の人口減少数 ●
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東京において、第1回目の緊急事態宣言が発出されたのは、令和2年4月7日。
今から、1年8か月程前のことになります。
参考ながら、令和2年4月1日現在の杉並区の人口は、57万6,093人でした。
そして、令和3年12月1日現在の杉並区の人口は、57万0,319人。
この間で、5,774人減少したことになります。
約1%ですね。
この減少がコロナ禍による時限的なものなのか、それとも今後も継続する趨勢的なものとなっているのかは、今後、留意する必要があると思っております。
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● 杉並区公表資料:すぎなみくらしの便利帳 ●
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区の取り組みや防災情報、施設一覧など暮らしに役立つ情報を紹介している冊子である『すぎなみくらしの便利帳』。
昨年3月に、区内全域に全戸配布が行われておりますが、紙媒体であるがゆえに、最新情報への更新が難しいという課題もあります。
そうした中、先月に改訂したPDF版が、区公式HPに掲載されております。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/koho/benricho/1012737.html
状況に応じて、こちらもご利用いただければと思います。
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● 書籍紹介:『夜と霧』 V・E・フランクル著 池田香代子訳 ●
● みすず書房 1,500円+税 2002年11月5日発行 ●
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当書籍の原題は、『心理学者、強制収容所を体験する』。
旧版は1947年刊ですが、当書籍は1977年刊の新版を訳出したものとなっております。
アウシュヴィッツ強制収容所支所における極限状態での人間の行動を通して、
“人間とは何か”
を考えさせられる、20世紀を代表する書籍だと思います。
・「脆弱な人間とは、内的なよりどころをもたない人間だ」(P.117)
・「なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える」(P.128)
・「ひとりひとりの人間にそなわっているかけがえのなさは、意識されたとたん、人間が生きるということ、生きつづけるということにたいして担っている責任の重さを、そっくりと、まざまざと気づかせる。自分を待っている仕事や愛する人間にたいする責任を自覚した人間は、生きることから降りられない」(P.134)
等々、日々を“生きていく”うえでも、噛みしめたい指摘もあります。
お時間のある時に、手に取ってお読みいただければと思います。
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● HP紹介:年末年始の区の業務案内・ごみの収集等 ●
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この時期になると、恒例のように掲載しておりますが、今年もご紹介しておきたいと思います。
通常、区役所の“仕事納め”は12月28日です。
また、区役所の“仕事始め”は1月4日です。
今年は、12月28日及び1月4日が火曜日のため、区の窓口は原則として
12月29日(水)~1月3日(月)
が休業となります。
なお、ごみ収集等は、年末は12月30日(木)まで、年始は1月4日(火)から行われます。
これら各業務・施設の年末年始の稼働状況については、下記にまとめられておりますので、気になる方はご覧いただければと思います。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0312/1070259.html
なお、年末年始の急病診療と医療情報案内は、下記をご覧ください。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0312/1070406.html
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● 雑感 ●
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今月3日(金)に、令和3年杉並区議会第4回定例会が閉会しました。
補正予算を3本も審査するという異例の議会でしたが、「これで年内は落ち着いたかな」と思っておりました。
しかし、16日(木)、議会運営委員会が開かれ、20日(月)に臨時議会を開催することに。
理由は、国が「子育て世帯への臨時特別給付金」について、10万円を一括支給可能と方針変更したため。
杉並区では、国の当初方針に基づき、5万円支給を前提とした補正予算を、既に12月3日に議決しておりました。
未だに自治体の実務が国に振り回されている、典型例だと思います。
さて、今年も残すところ、半月弱となりました。
くれぐれもお身体ご自愛いただき、良いお年をお迎えください。
そして、来年も改めてよろしくお願いいたします。
岩田いくま
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