◇◇◇目次◇◇◇

●今月の数字：１，８９０億６，５００万円
●杉並区公表資料：区政経営計画書
●書籍紹介：『ｈｉｎｔｓ』
●雑感

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●　今月の数字：１，８９０億６，５００万円・・・　　　　　　　●
●　　平成３１年度杉並区一般会計当初予算案の総額　●
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今月１日、議会に平成３１年度杉並区各会計予算案が示されました。

そのうち、一般会計の予算総額は、１，８９０億６，５００万円。

前年度比９１億３，８００万円、５．１％の増であり、今回も過去最大規模を更新しました。

参考ながら、本年１月１日現在の住民基本台帳人口は５６万９，１３２人ですので、一人当たり約３３万２，２００円となります。

この数字をどう見るかは人それぞれだと思いますが、「杉並区政」を見る際に、ひとつの目安ないし判断材料としていただければと思います。

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● 杉並区公表資料：　区政経営計画書　●
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上記「今月の数字」でとりあげた予算総額を含め、

「平成３１年度に、杉並区は何に取り組もうとしているのか」

を見ていただくのに、適した資料だと思います。

財政の状況や各部が取り組む主要事業の概要、また、補助金の一覧等も掲載されております。

http://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/048/694/31suseikeieikeikakusho.pdf

平成３１年度予算（案）の議会審議（予算委員会）がこれからですので、あくまで

「区長（執行機関）としての考え」

の段階ですが、区政の全体像を把握しやすい資料だと思いますので、ご興味があればご覧いただければと思います。

なお、今月開催いたします「区政に関する意見交換会」では、この『区政経営計画書』からも資料を抜粋して、平成３１年度予算（案）についてお話させていただく予定です。

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●　書籍紹介：『ｈｉｎｔｓ』　ＮＩＲＡ総合研究開発機構編　　　　●
●　　時事通信社　９００円＋税　２０１７年３月２５日発行　●
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当書籍の副題は、「課題“解決”先進国をめざせ」。

２０世紀末～２１世紀初頭の他国の取組みから、日本の今後に向けた課題解決への提言がなされている書籍です。

取り上げられている国・テーマは、下記のとおりです。

・オランダ・・・ワークシェアリングと福祉・雇用改革

・ドイツ・・・３つの構造的改革による社会保障改革

・デンマーク・・・フレキシキュリティと呼ばれる労働市場改革

・カナダ・・・歳出削減による財政再建

・イギリス・・・歳出削減と増税による財政健全化

それぞれの国には、それぞれの社会環境等がありますので、そのまま日本にあてはめることはできませんし、国レベルの取組みを地方自治体にそのままあてはめることもできません。

それでも、「福祉から雇用へ」への取組みや、財政再建にあたっての取組み方法等は、示唆に富むものだと思います。

各々の取組みが簡潔にまとめられておりますので、ご興味があれば手に取っていただければと思います。

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● 雑感　●
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今月１２日（火）から、「平成３１年杉並区議会第１回定例会」が始まりました。

３月１８日（月）の閉会まで１か月強、任期中最後の定例議会となりますので、最後までしっかり取組んでいきたいと思います。

http://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/048/332/nittei3101.pdf

さて、前回のメールマガジンでもお知らせいたしましたが、来週、「区政に関する意見交換会」を開催いたします。

・第７７回・・・２月２０日（水）１９：００～２０：３０　於：久我山会館第１・２集会室

・第７８回・・・２月２３日（土）１３：３０～１５：００　於：高井戸地域区民センター第９集会室

テーマは、「平成３１年度予算（案）」ですが、あわせて「これからの区政に何が必要か」を検討する題材として、区政にまつわるデータもいくつかご紹介する予定でおります。

任期中最後の意見交換会となりますので、お時間があれば、足をお運びいただければ幸いです。

岩田いくま

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