メールマガジン第138号(平成28年10月)

◇◇◇目次◇◇◇

●今月の数字:301,256円
●杉並区公表資料::平成27年度杉並区各会計決算審査意見書
●書籍紹介:『東京劣化』
●雑感

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● 今月の数字:301,256円・・・                ●
●  区民1人あたりの杉並区の歳出決算額(平成27年度) ●
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10月14日(金)に閉会した平成28年杉並区議会第3回定例会において、平成27年度の杉並区各会計決算が認定されました。

そのなかで、区政全般について基本的なお金の出入を示す「一般会計」の歳出決算額は、1,674億6,733万4,835円。

そして、平成28年4月1日現在の杉並区人口(住民基本台帳人口)は、55万5,897人。

この2つの数字から、区民1人あたり年間いくら使われたかを計算すると、30万1,256円となります。

皆様の実感と比較して、いかがでしょうか?

年間1,600億円と言われても実感は湧きにくいですが、1人あたりに換算して「年間30万円」といわれると、いくらか身近に感じられるのではないかと思います。

杉並区の税の使い方が適切かどうか、身近に感じられる金額に置き換えて考えていただければと思います。

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● 杉並区公表資料:平成27年度杉並区各会計決算審査意見書 ●
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昨年もこの時期にご紹介しておりますが、平成27年度の杉並区政について、お金の面から見る場合には、この「杉並区各会計決算審査意見書」が参考になるのではないかと思います。

http://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/012/792/kansa_ikn_kenzenka27.pdf

なお、1年間を振り返った「まとめ」としては、上記資料の25頁~30頁に示されておりますので、より短時間で平成27年度の概略をつかみたい方は、まずこちらを読んでいただければと思います。

ちなみに、29頁の下から6行目「公債費比率」は「公債費負担比率」の間違いですので、ご注意ください。

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● 書籍紹介:『東京劣化』 松谷明彦著 PHP新書 ●
●  ¥780(+税) 2015年3月30日発行     ●
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人口問題をベースに、首都東京の行く末について検討されている書籍です。

著者の主張をどう受け取るかはそれぞれの方の判断ですが、私も東京に住んでおりますので、今後を考える際の参考書籍として、今回とりあげました。

今困っている人を助けることはもちろん政治の大切な役割ですが、私達の世代の責任として、中長期的な「次世代への責任」「未来への責任」はしっかりと考えなければなりません。

どこまでを公助で担うのか、あわせて、自助・共助(互助)が生まれやすい場や仕組みをどう構築していくのか。

将来を冷静に見つめながら、こうした「社会のあり方」についても、しっかり考えていきたいと思います。

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● 雑感 ●
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9月9日(金)から始まった平成28年杉並区議会第3回定例会も、今月14日(金)に閉会しました。

しかし、息つく暇もなく(?)、次回第4回定例区議会が、来月17日(木)に開会予定です。

通例ですと、定例区議会初日の8日前に審議対象議案が配布されますので、その日程は11月9日(水)。

慌ただしいスケジュールですが、日々必要なことにしっかり取組んでいきたいと思います。

ここのところ、ずいぶんと涼しくなってまいりました。皆様も体調にご留意のうえ、日々お過ごしいただければと思います。

岩田いくま


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