メールマガジン第128号(平成27年12月)

◇◇◇目次◇◇◇

●杉並区公表資料:杉並区まち・ひと・しごと創生総合戦略
●書籍紹介:『新しい市場のつくりかた』
●HP紹介:初詣特集
●雑感

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● 杉並区公表資料:杉並区まち・ひと・しごと創生総合戦略 ●
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12月11日付の『広報すぎなみ』でもお知らせされておりましたが、『杉並区まち・ひと・しごと創生総合戦略』が策定されました。

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/library.asp?genre=2912

基本目標は、

・「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」

・「来街者を増やし、まちのにぎわいを創出する」

・「地方との連携により、豊かな暮らしをつくる」

の3つ。

観光振興の基盤整備として、今話題の「民泊」も施策として盛り込まれております。

全般に「なるほど」と思う施策が多々盛り込まれている一方で、

「本当に行政が行う必要があるのだろうか?」

と思う施策や、

「今一つイメージが、まだつかめない」

という施策も率直に言って私にはありますが、皆様もそれぞれの目で、区の目指す方向及びその具体策について、

適否をご判断いただければと思います。

なお、『杉並区人口ビジョン』には、5歳年齢別の転入・転出者数の実績が示されております。

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/jinkou_vision.pdf

杉並区の特徴がよく示されていると思いますので、よろしければこちらもご覧ください。

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● 書籍紹介:『新しい市場のつくりかた』 三宅秀道著     ●
●  東洋経済新報社 ¥2,000 2012年10月25日発行  ●
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私より少し若い経営学者によるビジネス書です。

350頁超の書籍ですが、具体例(及び、著者がいうところの「余談」)がふんだんに盛り込まれていることもあり、ビジネス書としては非常に読みやすい書籍だと思います。

日本では既に人口減少社会に入っており、経済成長に対する考え方自体が議論にもなっております。

そうした中で、いかに「新しい市場を創造するか」のポイントは、下記に要約されると思います。

・「価値の創造、それがひいては新市場の創造ですが、その鍵が新しい生活習慣や価値観、つまり文化の開発である」(まえがき)

そしてそのためには、

・「日本も、もう最先進の工業化社会の一つとして、その創造性を問題解決手段の改善のみならず、むしろ問題の設定に向ける時代が来た」(P.123)

ということをしっかり意識することが必要だと思います。

日常の気付きに対して、いかに問題意識を持つか(事象の背景にある問題にまで想いをめぐらせるか)。。。

ビジネスだけでなく、政治・行政においても当然必要なことだと思います。

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● HP紹介:初詣特集 ●
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師走に入り、早や半月が過ぎました。

新年をどこで迎えられるかは人それぞれかと思いますが、初詣を特集している民間サイトがありましたので、参考までにご紹介いたします。

http://sp.jorudan.co.jp/newyear/index.html

私はここ数年、1月3日前後に区内の神社へ伺いますが、上記サイト調べだと、都内で14位の初詣スポットとのことでした。

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● 雑感 ●
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今年も残すところ、あと半月となりました。一年間、ありがとうござました。

今春には四年に一度の区議会議員選挙もあり、私にとっては慌ただしい一年でしたが、皆様にとってはどのような一年だったでしょうか。

いずれにしろ、来年は今年以上に良い年にしたいですね。

皆様、良いお年をお迎えください。

そして、来年も改めてよろしくお願いいたします。

岩田いくま

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