メールマガジン第78号(平成23年10月)
◇◇◇目次◇◇◇

今月の数字:29位
杉並区公表資料:保育園入園のご案内
書籍紹介:『ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら』
雑感

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● 今月の数字:29位・・・                    ●
●  杉並区の、市区町村別人口数の順位(多い方から) ●
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平成22年には、国勢調査が行われました。

その人口速報集計によると、杉並区の人口は54万9、723人で、全国の自治体のなか
で、多い方から29番目となります。

ちなみに、1位は横浜市の368万9,603人。

また、100万人以上の都市は、11市でした。

23区で一番人口が多いのは世田谷区。いくつかの政令指定都市よりも多い、87万8,
056人となっています。

多ければよい、というものではありませんが、54万都市にふさわしい杉並区のあり方、
というのは、常に考えておかなければなりませんね。

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● 杉並区公表資料:保育園入園のご案内 ●
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社会状況の変化もあり、保育園への入園希望者がここ数年急増しています。

杉並区では、今月から、来年度入園希望者に向けての案内資料の配布が始まりました。

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/news/detail/11772/hoikuen_annai24_2.pdf

当区の待機児童数は、平成19年度当初には13人まで減少しましたが、その後21年度
当初には137名まで急増、その後、区保育室という独自の制度を創設して22年度当初
には23名まで減少しましたが、今年度当初はまた71名まで増加しています。

保育をめぐる状況の解決は非常に難しいですが、現在の制度が親子関係を育むにあたって
「弊害」になっている面もあります(例えば、本来は1歳までは家庭で育てようと考えて
いても、1歳からの保育園入所が難しいために、0歳から入所をする 等)。

区独自でどこまで出来るか、という問題はありますが、私自身も知恵を絞っていきたいと
思います。

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● 書籍紹介:『ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら』 ●
●  木村康宏著 幻冬舎 1,300円 2011年8月25日発行        ●
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自治体はモノを売るわけではありませんが、経営は当然必要です。

今回は、中小飲食業の経営コンサルタントを生業としている方の書籍をとりあげました。

小説仕立てになっているので、マーケティング理論等も盛り込まれていますが、非常に読
みやすくなっています。

・「良い商品を取り扱っている人ほど、その商品に甘えてしまう。だから売る努力をしな
い」(P.66)

・「人間がどの五感を使って情報を集めているか・・・視覚が83%、聴覚が11%、触
覚が1.5%、味覚が1.0%、嗅覚が3.5%」(P.122)

こうしたことは、自治体経営においても、情報(区のサービス)をどのように流通させる
かを考える際に有効だと思います。

・業績が下がる企業の80%は、内部要因がその原因である。内部要因のうち、業績が下
がる原因の80%はトップの経営情熱の欠如である」(P.145)

これは、どのような組織であっても、きっとあてはまるんでしょうね。

その他、「へえ〜」と思う内容(指摘)も出てきますので、ご興味のある方はお読みいた
だければと思います。

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● 雑感 ●
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メールマガジン第78号、いかがだったでしょうか。

17日(月)〜19日(水)まで、当区と友好都市関係にある韓国ソウル市瑞草(ソッ
チョ)区を訪問していたため(友好都市提携20周年記念式典出席)、今号の発行が遅く
なりました。申し訳ございません。

9月7日に始まった平成23年区議会第三回定例会も、10月7日に閉会いたしました。
次回定例会は、11月中旬に開会予定です。

寒さに向かう折柄、皆様もお身体に十分ご自愛ください。

岩田いくま

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