◇◇◇目次◇◇◇
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杉並区公表資料:在宅医療相談調整窓口のご案内
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書籍紹介:『先送りできない日本』
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雑感
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● 杉並区公表資料:在宅医療相談調整窓口のご案内 ●
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今月から、「住み慣れたまちで住み続ける」仕組みを構築するための、新たな取組みが杉
並区で始まりました。
それが、「在宅医療相談調整窓口」の設置です。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/news/detail/11242/zaitaku_leaflet.pdf
私自身も今回の選挙公約で、
「地域で暮らし続ける仕組みの充実 → 在宅医療・在宅介護支援体制の充実 → 総合
相談窓口の設置」
を掲げておりましたが、まさに「行政のコーディネート機能」として、今の時代に必要な
機能・支援体制が一歩前進したのではないかと思います。
今月1日に開設したばかりであり、今後の運用を見ながらどのような体制が最も適切なの
か、試行錯誤の面もあろうかと思いますが、必要な方には是非ご利用いただきたいと思い
ます。
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● 書籍紹介:『先送りできない日本』 池上彰著 ●
● 角川ONEテーマ21 724円 2011年5月10日発行 ●
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言わずとしれた、売れっ子の著者による書籍です。
日本の現状・今後について、読みやすい語り口で述べられており、政治家への苦言も含
め、共感するところも多々ありました。
今回は、いくつか印象に残った内容をピックアップし、紹介にかえたいと思います。
・政治にとってはたしかに「みな平等」はいちばん楽なことに違いありません。一方、そ
の方針が下りてきた現場は、「おかしい」と思っても、言う通りにしておいた方が無難で
す。波風は立たないし、それなりの補助金も受け取れるからです。とりあえず、この状態
なら当分の間なんとかなる。とりあえず「みんな平等に」と言っておけば居心地もいい。
これこそが、日本の典型的な「問題の先送り」の構図です。(P.66)
・みんなで痛みを分かち合うのなら、未来より今のほうがまだラクなはず(P.150)
タイトルに“先送り”という言葉が使われているように、この期に及んでも安易に“先送
り”をしてしまうかどうかがポイント、ということだろうと思います。
そして、先送りしないために必要な姿勢は、
・大切なのは正解を出すことではない。考えることです。(P.179)
ということではないでしょうか。(もちろん、考えたうえで結論を出し、行動にうつさな
ければなりませんが)
なお、その他、自治体経営に関わる者としてしっかり心にとめておかねばならない指摘と
しては、
・生活が行きづまったり、やっていけなくなったりする人たちが出てきたら、そのような
人たちを救済するのは「社会福祉政策」であって、「経済政策」で救済するのは筋が違う
(P.88)
このことについては、しっかりと認識して政策・施策を考えていかねばならないと改めて
思います。
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● 雑感 ●
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メールマガジン第75号、いかがだったでしょうか。
私自身は、今期最初の定例会である第2回区議会定例会が終了し、今期最初の区政報告書
作成の真っただ中です。
また、今期最初の「区政に関する意見交換会」も、下記日程で行う予定です。
・8月21日(日)14:00〜15:30 久我山会館
・8月24日(水)19:00〜20:30 高井戸地域区民センター(仮設建物)
よろしければ是非ご参加ください。
毎日非常に暑いが続いておりますので、くれぐれも熱中症等に気を付け、お身体ご自愛く
ださい。
岩田いくま
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