◇◇◇目次◇◇◇
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今月の数字:27,000箇所
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杉並区公表資料:杉並区の清掃事業
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書籍紹介:『生活保障』
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HP紹介:新語・流行語大賞
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雑感
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● 今月の数字:27,000箇所・・・ごみ収集の集積所数 ●
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皆さんの生活に必ずかかわってくる、ごみの集積所。
この集積所数が、現在、約27,000箇所となっています。
この数字をきいて、皆さんはどのように思われたでしょうか?
杉並区の世帯数(平成22年11月1日現在)が約29万世帯ですので、平均
すると、10〜11世帯で1箇所ということになります。
ちなみに、私が区議会議員に当選した平成15年の段階では、集積所数は
約21,000箇所でした。
ここ数年で、急激に増加していることがみてとれるのではないかと思います。
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● 杉並区公表資料:杉並区の清掃事業 ●
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「今月の数字」でとりあげましたように、「ごみの収集」は区民のすべての皆
さんの生活にかかわっています。
しかし、
「ごみの最終処分までが、どのような流れになっているのか」
といったことや、
「ごみの量はどれくらいなのか」
「ごみ処理にどれくらい税金が使われているのか」
といったことは、案外答えられないことも多いのではないか、と思います。
そこで、今回はこうしたことをコンパクトにまとめた資料として、『平成22
年度 杉並区の清掃事業』をご紹介します。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/sg_pnf_seiso_22.pdf
図やグラフを多用した資料ですので、結構読みやすいと思います。
ご興味のある方、ぜひご一読ください。
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● 書籍紹介:『生活保障』 宮本太郎著 岩波新書 ●
● 800円 2009年11月20日発行 ●
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著者は、現在民主党政権下で、「社会保障改革に関する有識者検討会」の座長
を務めている方。
本書で述べられている主張は、必ずしも私自身の考えと一致するわけではあり
ませんが、「雇用と社会保障を結びつける」という考え自体は十分理解でき、
また、冷静な筆致で記されているため、十分吟味しながら読み進めることがで
きました。
また、
「今だけではなく将来に向けた安心とリンクしなければ、現金給付は預金に
回ってしまう」(P.31)
「人々の生活を支えるものは、所得の保障のみならず、相互承認の場の存在で
ある」(P.60)
といった見解には、私自身も同じ想いを持ちました。
その他、
「スウェーデンばかりでなく、大きな福祉国家であるほど、税制の特徴として
は累進的ではなく、逆進的な傾向が見られる。負担が大きな分、中間層納税者
の納得を得るために、税制が逆進的になる」(P.102)
といったことも述べられております。
今後の社会がどうあるべきかを検討する良い題材だと思いますし、民主党政権
がどこに向かおうとしているのかを判断する一つの材料にもなる書籍だと思い
ます。
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● HP紹介:新語・流行語大賞 ●
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今月1日、ユーキャン新語流行語大賞が発表されました。
http://singo.jiyu.co.jp/
今年の大賞は「ゲゲゲの」。NHK朝の連続ドラマで評判になって、とのこと
ですが、見ていなかった私としては、あまりピンときませんでした。。。
なお、トップテンに入った言葉で、政治分野の言葉は「脱小沢」のみ。
昨年は、大賞が「政権交代」で、トップテンに「事業仕分け」「脱官僚」が
入っていたことを考えると、ある意味「政治が停滞していた」ことを如実に物
語っているような気がするのは、私だけでしょうか。
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● 雑感 ●
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メールマガジン第68号、いかがだったでしょうか。
今年も残り半月となり、慌ただしい日々をお過ごしの方も多いかと思います。
お身体に十分ご留意いただき、良い新年をお迎えください。
岩田いくま
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