メールマガジン第61号(平成22年5月)
◇◇◇目次◇◇◇

杉並区公表資料:「みんながまた来たくなるお店づくり」
書籍紹介:『不毛地帯(1〜4)』
HP紹介:いってきまっぷ
雑感

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●杉並区公表資料:「みんながまた来たくなるお店づくり」●
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3月に行われた区議会予算特別委員会において、「バリアフリー協力店」の普
及について取り上げました。

http://ikuma-iwata.net/201003.pdf

杉並区でも、協力店を増やしていくために、ポイントをまとめたパンフレット
を作成しました。

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/darenidemo_omotenashi_panf2010.pdf

高齢の方や障害のある方などへの対応向上を図るには、ハード面の整備が必要
な部分もありますが、ソフト面の対応で十分な質的向上を図ることもできま
す。

ちょっとした気遣いで、暮らしやすさは随分と向上します。

商売をなさっておられる方だけでなく、お店の利用者である区民の皆様もご一
読いただければと思います。

なお、同様の内容を動画でも作成しておりますので、ご興味のある方はこちら
もご覧ください。

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/video/video.asp

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●書籍紹介:『不毛地帯(1〜4)』 山崎豊子著●
●  新潮社 昭和51年及び昭和53年発行  ●
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雑誌に掲載されていたのが昭和48年〜昭和53年であり、今から30年以上
前に著された小説ですが、昨年〜今年にかけてもTVドラマ化されており、非
常に息の長い作品ですね。

現在は文庫版(全5巻)が出ておりますが、私は元々のハードカバー(全4
巻)の方で読みました。

“白い不毛地帯=シベリア”での抑留生活を描いた前半部では、極限の生活
状況に置かれた際の精神の在り方・持ち方について、深く考えさせられます。

商社マンとしての活動を描いた後半部では、“赤い不毛地帯=中東”での石油
開発を含め、当時の苛烈な企業社会の様子が伝わってきます。

そうした中で、

「今のように物資は豊かでも、精神的な不毛の中に生きる方が、生き辛い」
(第3巻P.82下段)

という一言は、重いですね。

また、当時の働き方の常識がすべて良いとは思いませんが(特に、家庭生活と
の調和や親としての役割を考えると、“会社第一”が必ずしも良いとは言えな
いと思います)、現在の「仕事に対する甘え」がしばしば感じられる世の中の
状況では、単に「昔と今とは違う」と片付けるのではなく、「仕事とはどうい
うものか」について、今を生きる人間に改めてつきつけられているようにも思
います。

このような先人の苦労を経て築き上げられた今の日本を今後どうしていくの
か、現役世代である私達の責任の重さを再確認させられました。

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●HP紹介:いってきまっぷ●
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杉並区公表資料の欄でバリアフリー協力店についてとりあげましたが、こうし
たお店の場所がわかるのが、この「いってきまっぷ」です。

http://i-map.jp/

主にハード面で、各お店にどのような設備があるか、確認することができま
す。

これまで出かけたことのない場所へ行く場合等、事前にどのような設備がどこ
にあるかを把握しておけば、安心感も増します。

こうした地図があること、把握しておいていただければ幸いです。

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●雑感●
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メールマガジン第61号、いかがだったでしょうか。

ゴールデンウィークも終わり、新年度の慌ただしさも一定の落ち着きを取り戻
してきたのではないかと思います。

区議会は、今月末に臨時会、来月初頭には第2回定例会が開催される予定です
(詳細な日程は『広報すぎなみ』や「区議会公式HP」に掲載されますので、
そちらでご確認いただければと思います)。

お時間があれば、是非傍聴ください。

岩田いくま

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