◇◇◇目次◇◇◇
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今月の数字:52,905人
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杉並区公表資料:中学生の飲酒・喫煙・薬物に関する調査結果
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書籍紹介:『組織の盛衰』
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雑感
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●今月の数字:52,905人・・・ ●
● 区内の子ども手当対象者数(平成21年3月31日現在) ●
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今年4月から開始される予定の子ども手当。
対象は中学生までで、支給額は平成22年度が1人月額1万3,000円
(年額15万6,000円)、平成23年度以降は1人月額2万6,000円
(年額31万2,000円)が予定されています。
そこで、区内ではどれくらい対象者がいるかを見ると、昨年度末の数字では、
対象者は52,905人。
この数字をもとに計算すると、平成22年度の支給額は82億5,318万円、
平成23年度は165億636万円となります。
杉並区の一般会計予算が年間1,500億円程度ですので、ものすごい規模だ
ということが改めて感じられます。
ちなみに、現在支給されている「児童手当」の対象者数は、22,959人
(平成21年3月31日現在)で、平成20年度の支給額が17億8,300万円余
です。
*児童手当は、支給対象は小学生までであり、かつ所得制限があります。
また、1人あたり支給額は、3歳未満が1万円、3歳以上は第1子・第2子が
5,000円、第3子以降が1万円です。
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●杉並区公表資料:中学生の飲酒・喫煙・薬物に関する調査結果●
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昨年は、有名芸能人の薬物に関する報道が多かった年でした。
杉並区では、中学生の実態を少しでも把握するために、中学生の飲酒・喫煙・
薬物に関する調査を行っています。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/news/detail/8818/21tyugaku_insyutyousa.pdf
飲酒・喫煙は、成人すれば可能ですが、薬物は一生手を出してはいけません。
今回の調査が行われたのは昨年の9月末〜10月初頭であり、酒井法子さんの
事件から1ヶ月しか経っていない時期です。
それにもかかわらず、「薬物はいけない」という規範意識を示した子が9割に
とどまるというのは、非常に残念に思います。
大人のひとりとして、こうした実態をかみしめて対応していかねば、と改めて
思います。
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●書籍紹介:『組織の盛衰』 著者:堺屋太一 ●
● PHP文庫 ¥580 1996年1月19日 ●
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現在、日本航空の再建をめぐる話題が、マスメディアを賑わせています。
また、政権交代を受け、改めて「政党」のあり方についても、多々考えさせら
れます。
そして、地域で活動する地方議員としては、町会・自治会や商店会、またPTA等
学校を取り巻く団体のあり方にも、日々考えさせられます。
いずれも、「組織」としての存在が、本来あるべき姿になっているのか、という点が、
結局のところ考える原点になってくるのだと思います。
今回とりあげた『組織の盛衰』は、過去のケーススタディから始まり、組織と
は何か、これからの組織はどうあるべきか等について、述べられています。
機能体(企業や官公庁等)と共同体(家族や地域社会等)の特徴等も取り上げ
たうえで、組織の死に至る病(その原因)として、
@機能体の共同体化(または、共同体の機能体化)
A環境への過剰適応
B成功体験への埋没
があげられています。(P.170)
また、
環境変化に適応するためには、いったん従来の環境に適応した組織の体質や気
質を破壊しなければならない。(P.200)
とも述べられています。
人は色々な組織に属し、その中で多様な役割を担っています。
激動の時代にあって、自身が属している組織はその本来の目的に沿っているの
か、改めて考えてみたいと思います。
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●雑感●
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新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年が改まり、気を引き締め直して今年も取り組んでいきたいと思います。
来月中旬には、平成22年区議会第1回定例会が開催されます。
予算審議があると同時に、(仮称)減税基金条例の審議も行われる予定です。
2月上旬には下記の区議会公式HPにて議会日程が公表されますので、よろしけ
れば傍聴にお越しいただければと思います。
http://www.gikai.city.suginami.tokyo.jp/toppage.htm
また、区政報告第26号も、HPにUpしました。
http://ikuma-iwata.net/201001.pdf
ご覧いただければ幸いです。
岩田いくま
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