◇◇◇目次◇◇◇
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HP紹介:杉並区の減税自治体構想
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杉並区公表資料:杉並区減税自治体構想研究会報告書
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書籍紹介:『「減税自治体」実現への道』
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雑感
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●HP紹介:杉並区の減税自治体構想●
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ときおりマスメディアにも取り上げられておりますが、山田区長3期目の公約
のひとつに、「減税自治体構想」があります。
簡単に言えば、
「財政健全化に目途がついた今後、“財政のダム”をつくり、将来の減税につ
なげていく」
となりますが、いまひとつピンと来ない方もおられるかと思います。
そこで、杉並区では以下のHPを開設しております。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/guide/guide.asp?n1=110&n2=950&n3=100
昨年度までは研究段階でしたが、実際の制度設計が間近に迫り、来年2月〜3
月の定例区議会で条例案を審議する予定です。
具体的な条例案自体はまだわからない段階ですが、今月下旬の全員協議会にて
一定の説明がなされ、12月には「区民意見の提出手続き」がとられると思います。
その際には皆様のご意見をお寄せいただければと思います。
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●杉並区公表資料:杉並区減税自治体構想研究会報告書 ●
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山田区長が公約として掲げた「減税自治体構想」が果たして実現可能なのか
を、学識経験者に検討していただいた結果の報告書が、こちらになります。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/H21genzeijichitai_houkokusyo.pdf
将来の人口変動等を見込んだ「財政収支モデルによる予測」もなされており、
また、構想実現に向けて留意すべき点にも言及されています。
関連してくる法規等も掲載されているため、全70頁強の報告書となっており
ますが、本論部分は30頁ほどですので、ご興味のある方は目を通していただ
ければと思います。
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●書籍紹介:『「減税自治体」実現への道』 著者:山田宏 ●
● ぎょうせい ¥1,500 平成21年10月30日 ●
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「なぜ“減税自治体”構想なのか」を含め、山田区長の想いや政治理念があら
ためてまとめられた書籍です。
「これまで、自治体は(中略)支出を通じて、区民生活を豊かにしてきました。
ならば、区民の負担を減らすことも、区民生活を豊かにする方法ではない
でしょうか。」(P.32)
という言葉が、構想の理念というか、発想の根本として言えるのではないかと
思います。
社会を安定的に形成していくうえで、一定の所得移転が必要なことは、多くの
人が合意できるのではないかと思います。
一方で、「自分のお金は大切に使う。人のお金は(自分のお金よりは)いい加
減に使ってしまう。」
というのも、残念ながら現実の事象であり、“人のお金”の最たるものが、
「税金」であるとも考えられます。
そうしたなかで、現在行政が担っている仕事(=税を集めて、行う仕事)が、
「適正なのか、多すぎるか、まだ少なすぎるのか」が、論点となっているとい
えます。
こうしたことを考えるうえで、「減税自治体構想」は行政のあり方を根本的に
問い直している点で、それぞれの方の賛否はともかく、重要な論点であると思
います。
この機会に、それぞれの方に「行政のあり方」について、改めてご検討いただ
ければ幸いです。
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●雑感●
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メールマガジン第55号は、「減税自治体構想」にテーマを特化して記させて
いただきました。
前回のメールマガジンにてお知らせさせていただいたように、下記日程にて実
施させていただく「区政に関する意見交換会」でも、減税自治体構想に対する
皆様のご意見をお伺いさせていただこうと思っております。
・ 第39回 11月18日(水) 19:00〜20:30 高井戸地
域区民センター第4・第5集会室
・ 第40回 11月23日(祝・月) 14:00〜15:30 久我
山会館第1・第2集会室
上記「意見交換会」の席で、または当メールマガジンへの返信にて、皆様のお
考えをお寄せいただければ幸いです。
なお、平成21年区議会第4回定例会は、21日(土)から始まります。
自治基本条例改正案の審議もありますので、今回もしっかり取り組んでいきた
いと思います。
岩田いくま
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