◇◇◇目次◇◇◇
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今月の数字:25,300箇所
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書籍紹介:『日本沈没』『日本沈没第二部』
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HP紹介:地図情報
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雑感
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● 今月の数字:25,300箇所・・・ごみ集積所数(平成20年度) ●
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ごみの収集方法が変更となり、はや1年がたちました。
そこで、生活に身近な「ごみ集積所」が区内にどれくらいあるのか改めて調べ
てみますと、平成20年度4月1日現在で、約25,300箇所です。
ちなみに、5年前の平成15年度は、約20,750箇所でした。
かなり増えたことがわかります。
この理由としては、ふれあい収集(ごみを集積所まで持ち出すことが困難なひとり
暮らしの高齢者や障害がある方のみの世帯に、戸別に玄関先まで収集に伺う)
の充実や、集積所の管理をめぐるトラブル(による集積所の分割)等が考えられます。
さて、それでは戸別収集をした場合、ごみ集積所数はどれくらいと想定されて
いるのでしょうか。
担当課の推計では、11万箇所程度とみているようです。
戸別収集といっても、集合住宅の場合はあくまで「集積所」へごみを出すこと
になるので(さすがに、集合住宅の各戸の入口まで収集に行くことは想定され
ていません)、この数字となります。
他の自治体をみても、ごみの戸別収集については有料化とあわせて検討される
ことがほとんどですが、戸建ての方と集合住宅の方とではその位置づけや意味
が異なってくることは、しっかり押さえておきたいと思います。
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● 書籍紹介: ●
● 『日本沈没(上・下)』 著者:小松左京著 小学館文庫 各¥571+税 ●
● 『日本沈没第二部』 著者:小松左京+谷甲州著 小学館 ¥1,800+税 ●
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平成18年に、『日本沈没第二部』が出版されました。それを機に『日本沈没』
自体も手にとりましたが、こちらは初版が昭和48年だったんですね。
33年の時を経て続編が出版されるというのは、かなりすごいことだと思います。
そして、30年以上前に書かれた「未来小説」が、最近書かれたといわれても
違和感がないのが、さらにすごいことだと感じさせられました。
例えば、『日本沈没』のなかには、
「"大衆社会"というのは、全体的に"統制"をきらい、統制側も弱腰で"緊急事
態"に対する心構えのない、抑制のきかない社会だった。ふつうの時はいいが、
いったん社会全体が危機に陥ると、いたるところに、贅沢で、わがままで、
傲慢になった人々によって、混乱と無秩序が引きおこされる。」(上巻P.382)
「これからの政治家は人間社会と自然環境に対する科学的知識が必須の基礎教
養となっていくんじゃないか。」(下巻P.194)
「右か左か、白か黒かで割りきりたがるのは、政治家の癖。」(下巻P.280)
といった表現が出てきますが、これらは今でもそのまま当てはまるのではない
でしょうか。
また、
「調整のためのエネルギー浪費と能率の悪さを、事態の暴走のブレーキや安全弁
に使っているのがデモクラシーの特徴。」(下巻P.194)
という指摘も、今の時代にあって、改めて考えるべき指摘だと感じます。
『日本沈没第二部』では、
「結論にいたる過程を、詳細に理解する必要はない。だが、イメージをつかむ
ことができれば、予想外の事態が起きても応用がきく。」(P.331)
「他国の事情に配慮するあまり、自分たちの誇りまで捨ててしまっていいもの
かどうか。」(P.386)
「一見すると生産力に寄与しそうにない余剰人口が、谷(集落)を活気づけて
いた。」(P.455)
といった内容も、心しておくべき事柄に感じます。
いずれにしろ、時を超えて訴えかけてくる内容には、素直に耳を傾けていきたい
と思います。
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●HP紹介:地図情報 ●
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インターネットの普及により、ずいぶんと(私は)情報検索の方法が変わりました。
例えば、「この言葉の意味は何か?」という時には辞書を引くのが当然でしたが、
今ではインターネットの辞書機能を利用することが多くなりました。
同様に、紙媒体ではなくインターネットで調べることが多くなったのが、地図
情報です。
例えば、Yahooでは下記の地図情報を提供しています。
http://map.yahoo.co.jp/
また、「ストリートビュー」で物議をかもしたgoogleでは、下記の地図情報サービス
があります。
http://maps.google.co.jp/
他にも、mapionを使っておられる方も多いかもしれません。
http://www.mapion.co.jp/
使いやすさの好みもあろうかと思いますので、いろいろと試してみるのも楽しい
のではないでしょうか。
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●雑感●
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メールマガジン第48号、いかがだったでしょうか。
前号でお知らせした、区政報告Vol.23は、下記になります。
http://ikuma-iwata.net/200904.pdf
年度が変わり、気分一新で今年度も取り組んでいきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
岩田いくま
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