◇◇◇目次◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇ ●今月の数字：４．１％ ◇
◇ ●書籍紹介：『もう、国には頼らない。』 ◇
◇ ●HP紹介：岩田いくまのホームページ ◇
◇ ●雑感 ◇
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● 今月の数字：４．１％・・・土曜議会の開催を知っていた区民の割合 ●
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今年に入り、「開かれた議会」の一環として、区議会の土曜開催を行っています。
実際に行ったのは、２月１６日（第１回定例会の初日）と６月１４日（第２回定例会の初日）。
このことを知っていた区民の割合は、区民意向調査（回答者数１，１０３人）によると、
４．１％でした。
ん〜、正直なところ、かなり少ないですね。。。
土曜議会の必要性については、４９．６％の人が「必要」「どちらかといえば必要」と答えて
おられるので、そもそも認知度をあげなければなりませんね。
ちなみに、同じく今年から始めた「議会のインターネット録画中継」に関しては、７．２％の方が
ご存じでした。
いずれにしろ、「何をやるか」と同時に、「いかに伝えるか」についても、議会に所属する一人と
して考えていかねばなりません。
なお、今回の調査によって１，０００名超の方に土曜議会の存在を知っていただいたわけです
から、その意味でもアンケート項目に入れてもらったのはよかったと思います。
この内容については第４０回の区民意向調査で行われており、まだ杉並区の公式HPには
掲載されていませんが、過去の区民意向調査については、下記でご覧になれます。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/library.asp?genre=701601
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● 書籍紹介：『もう、国には頼らない。』 ●
● 著者：渡邉美樹 日経ＢＰ社 ２００７年６月２５日 ￥１，３００ ●
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ワタミ株式会社ＣＥＯにして、教育再生会議委員、神奈川県教育委員会委員の渡邉美樹さん
の著作です。
第１章では「経営力が社会を変える！」としてご自身の理念・信念を、第２章ではご自身が
かかわっている学校教育・医療・介護・農業の実例を引きながら、第１章で示した理念・信念
の裏付けを述べられています。
私の考え方とは非常に近しいので、かなりの部分で頷きながら読み進めました。
逆に、「公＝官」を信念とする方からすると、とんでもない考え方なんだろうと思います。
いずれにしろ、現在の閉塞状況を打破するためには、主張／手法に対する賛否を問わず、
十分傾聴に値する主張だと思います。
例えば、
「いたるところに、従来「公」の担い手だったはずの「官」＝役所と「政」＝政治家とが手を出し、
口を挟み、自由な競争を阻害している社会。その仕組みの中にどっぷりと浸かった者だけが
利益を得、一方で懸命に競い合い努力をしている人や企業が正当な果実を受け取れない社会。
こちらの方こそ、むしろ格差が固定化された歪んだ社会ではないでしょうか」（P.17）
と、"既得権との格差"の問題にも触れられています。
また、
「今日の教育荒廃の原因は、日本の学校が経営的視点をまったく欠いていたことにある」(P.123)
という指摘も、表現の強弱はともかく、真剣に受け止めるべき指摘であることは論を待ちません。
そして、
「みんなで競争し、いいものが売れ、悪いものが淘汰される市場経済は、一部の自称エリートたち
がコントロールする仕組みよりはるかに公明正大ですし、合理的です」(P.164)
という指摘こそ、
"ベストではないが、ベターなものとして市場経済が選択されている理由"
であろうと思います。
最後に、
「私は経営というのは、"できないことを、できるようにすること"だと信じています」(P.232)
という考え方こそ、これからも行政経営にとって肝に銘じていくべき考え方であると思います。
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● HP紹介：岩田いくまのホームページ ●
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９月１日、私のホームページをリニューアルしました。
新しいホームページはこちらです。
以前のホームページも日々更新しておりましたが、いかんせん視覚的にあまりに不十分な
ものであったため（そうした自覚はありました）、ずっと「リニューアルしよう」と考えていましたが、
やっと実行に移すことができました。
日々の更新は「一筆啓上」と「活動記録」で行い、「レポート」と「メルマガ」は随時更新していく
予定です。
まだ半月とはいえ、「一筆啓上」では毎日異なるテーマで所見を述べておりますので
（土日祝日はお休みしています）、当メールマガジンと合わせてご覧いただけると幸いです。
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● 雑感 ●
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メールマガジン第４１号、いかがだったでしょうか。
第３回定例議会中ということもあり、やや簡略なメールマガジンとさせていただきました。
今議会は１０月１０日（金）まで行われます。平成１９年度の決算審査も行われますので、
ご興味のある方は是非傍聴ください。
日程は下記のとおりです。
http://www.gikai.city.suginami.tokyo.jp/nittei/nittei.htm
岩田いくま