杉並区議会議員選挙⑥(4/20)

いよいよ選挙戦最終日となりました。

本日が、選挙期間中最後の更新となります。

さて、私自身が区政に取組む際に意識している基本姿勢の5点目は、

・権力におもねることなく、自ら考え、判断する

になります。

現在の区長となってからの議会と、前任の区長時代の議会では、私自身が感じる大きな違いがあります。

前任の区長の時代には、区長提案の議案に対し、否決こそなかったものの、議会として、

・議案の修正(私自身も提案者として名前を連ね、答弁者席に座りました)

・付帯決議の提案・可決(私自身は提案者として、本会議場での他の議員の質疑に対して答弁に立ちました)

・議案の継続(提案された会期で議決せず、調査を継続したうえで次の会期で議決)

といったことをしていました。

いわば、

「議決を担う機関としての自覚と責任」

をもって、議会審議にのぞんでいたと思います。

しかしながら、現区長となってからは、区長提案の議案に対し、議会として修正することも、付帯決議を行うことも、継続審議とすることもなく、全て

「会期内で、原案通り可決」

となっています。

これでは、

「議会は区長の追認機関」

といわれても、反論のしようがありません。

もちろん、時折一部の自治体でみられるように、行政と議会がいたずらに対立することは、好ましいことではないと思います。

しかしながら、議会の権限を考えた場合、

「区長や行政に対する適切な歯止め役」

になることは、議会(議員)に求められる当然の役割ではないでしょうか。

権力におもねて「何でも賛成」ではなく、自ら考え、判断して、是々非々で区政に向き合っていく。

改めて区議会で仕事をすることが出来るのであれば、この姿勢を変えることなく取組んでまいります。

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