私自身が区政に取組む際に意識している基本姿勢の3点目は、
・公助に偏ることなく、自助・共助を支援する区政を目指す
になります。
現在の区政では、
「区民福祉の向上」
が、ことあるごとに強調されます。
私自身、このこと自体に異を唱えるわけではありません。
地方自治法第1条の2に
「地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として」
とあるように、至極当たり前のことだからです。
しかし、この”福祉”という言葉をどのように捉えるかで、実際の施策の方向性は大きく変わってきてしまうと思っております。
「福祉=公助」と捉え、お仕着せのサービスを提供するのか、それとも、「自助・共助」を支援し、選択の自由を確保するのか。
私は、人間は(例え助けを借りたとしても)自らの手でものごとを成し遂げたり、他者の役に立った時にこそ喜びを感じると思っております。
そのためには、何でも行政が画一的に行ったり、区民の依存を助長するような施策を行うのではなく、区民それぞれが前向きにものごとに取組むことが出来るよう、
「自助・共助を支援する」
「自立を支援する」
区政を目指していくべきであり、またそうした視点にたって施策を考えていくべきであると思っております。
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