31年度予算への意見開陳①(3/26)

先週閉会した平成31年杉並区議会第1回定例会では、平成31年度杉並区予算の審議も行いました。

私は一般会計予算には反対、その他の議案には賛成をいたしました。

本日から数回にわたって、予算特別委員会の最終日(3月15日)に行った、「会派を代表しての意見開陳」の内容を、当欄に記していきたいと思います。

全体では6,000字を越えますので、数日にわたって記していくこと、ご容赦いただければと思います。

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 自民・無所属クラブを代表して、議案第16号平成31年度杉並区一般会計予算他、当委員会に付託されている各議案につきまして、意見を申し述べます。

 平成の時代も残すところあと1か月半ほどとなり、平成31年度予算は、平成最後の当初予算となります。こうした機会であることを踏まえ、まずは平成の30年余における、杉並区財政の大きな流れについて、振り返ってみたいと思います。
 平成最初となる平成元年度の一般会計当初予算において、その財政規模は1,050億1,592万円でした。この予算規模については、10年後の平成11年度には1,310億3,000万円、さらに10年後の平成21年度には1,427億1,200万円と、増加の一途をたどっております。そして今回の平成31年度一般会計当初予算においては、1,890億6,500万円と過去最高となりました。自治体における予算規模については、制度の変更や国・都の政策、またインフレ率等社会経済状況に左右される面があるとはいえ、いわば“大きな自治体”への歩みが良くも悪くも進んできた30年であったと言えるのではないでしょうか。
 また、杉並区の基金残高及び区債残高の推移を振り返ってみますと、平成元年度において、主要基金残高は236億円、区債残高は276億円となっており、差引きマイナス40億円となっておりました。10年後の平成11年度には、主要基金残高87億円、区債残高872億円となり、差引きマイナス785億円となっております。さらに10年後の平成21年度には、主要基金残高359億円、区債残高179億円となり、差引きプラス180億円となっております。そして現在、決算が確定した平成29年度でみれば、主要基金残高は465億円、区債残高は301億円となり、差引きプラス164億円となっております。この視点で平成の杉並区政を振り返ってみた場合、平成最初の10年間は、バブル崩壊を受け、残念ながら大きく財政が悪化した時期、次なる平成10年代の10年間は、大きく悪化していた財政を健全化していった時期、そして最後の平成20年代の10年間は、財政悪化こそしていないものの、将来に対する積立は行っていない時期であったと、振り返ることが出来ようかと思います。
 参考ながら、平成20年代の杉並区における年齢別人口構成比率を日本全体と比較してみると、例えば平成27年10月現在のデータを元にしたものでは、30歳人口の比率は日本全体では1.12%のところ杉並区では1.81%というように、20代から50代前半の人口は杉並区は多く、一方で、10歳人口の比率は日本全体では0.84%のところ杉並区では0.61%、65歳人口の比率は日本全体では1.59%のところ杉並区では1.14%というように、未成年及び50代後半以降の人口は杉並区は少ないという、財政面でみれば非常に恵まれた環境にあったことを申し添えておきます。

(続きは明日掲載いたします)

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