プログラミング学習(11/8)

昨日の日本経済新聞朝刊に、

「小学校でのプログラミング学習は必要だと思うか」

についてのインターネット調査の結果が示されておりました。

聞いたのは2,706人とのことでしたが、その結果、

「小学生保護者の48.5%が必要」

と回答したとのことでした。

個人的には、「思ったより”必要”との回答が多いかな」という感じですね。

もっとも、「学校でやった方がいいこと」は、たくさんあると思います。

しかし、限られた(授業)時間をどう使うかということも、あわせて考えなければなりません。

そうしたことを踏まえたうえでも、私は

「”かじる”程度でいいので、やった方がいい」

と考えております。

今の子供達の環境を考えると、コンピュータやゲームが身の回りに溢れています。

しかし、これらはあくまで「プログラミングされた通り」に動いているにすぎません(AIによって、こうしたことも変わってくるとは思いますが)。

そして、プログラムというものは、論理的にしっかりつながっていて、初めて動きます(逆に言えば、論理的でなければ動きません)。

細かいことはともかく、こうした「仕組み」というか、「論理性」というものを、なんとなくでも子供のうちに実感しておくことは、先々の学びに役に立つと私は思っております。

もちろん、「小学生にはまだ早い。もっと他にやるべきことがある。」

というご意見もあろうかと思います。

文部科学省は2020年度からプログラミング学習を必修化する方針ですが、実施年度が近づくにつれて、「どう取組むのか」についての議論もより活発になってくると思いますので、個人的にも関心をもっていきたいと思います。

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