不思議なスケジュール(7/1)

5月以来、保育緊急対策に関連する話題を、当欄でもしばしば取り上げてまいりました。

そうしたなか、昨日少し触れましたが、今週初めの27日(月)の9:00に、保育施設に転用するとしている4つの公園について、「用地整備工事(要は、更地化工事です)」の入札発注が公表されました(開札は7月11日。契約締結期限は、落札の日から5日以内。契約履行期間は、契約締結の翌日から8月31日まで(1か所のみ9月15日まで))。

残念ながら、撤去工事に関する費用は、5月18日の臨時区議会で補正予算が可決されてしまっているので、入札発注をかけること自体が不適切とは言いきれませんが。。。

あれっ。。。

そもそも保育事業者の公募〆切り、公募要項によれば、27日(月)の17:00ではなかった?

そして、書類審査を経た第二次審査であるヒアリング審査は7月上旬~中旬、審査結果発表は7月下旬ではなかった?

保育事業者の選定も出来ていないのに、(履行期間がはっきりしている)公園の更地化に向けた入札をはじめるって、どういうこと?

保育事業者の公募〆切りを待つ間でもなく、すべての候補地に応募があったということ?

仮にすべての候補地に保育事業者の応募があったとしても、審査で基準を満たす事業者がなく、事業者を決定できない、という可能性は、全く考えていない?保育の質もしっかり確保するはずでは?

発注公告には「主要工種」として樹木の伐採・抜根本数まで示されているけど、「公園に保育施設を建設するにあたっては、保育事業者と協議の上、可能な限り樹木を存置する」はずでは?まだ保育事業者、決まってませんよね?

といった具合に、次々と疑問(というよりも、疑念)がわき上がってきます。

いったい、どういうことなんでしょう?

「緊急」なので「先手を打って」、ということなんだろうとは思いますが、どうにも不思議なスケジュールだと、私は感じてしまいます。

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