昨日行われた保健福祉委員会では、２本の陳情審査が行われました。

（１）２８陳情第１０号　 「久我山東原公園への保育施設建設計画」の見直しに関する陳情

（２）２８陳情第１１号　 「久我山東原公園への保育施設建設計画」の見直しを求める陳情

我が会派の小林委員は「採択（賛成）」を主張いたしましたが、残念ながら他に賛成は山田委員（共産）、松尾委員（杉わ）だけで、賛成少数により不採択。

非常に残念な結果に終わってしまいました。

委員会を午前１０時から、夕方１７時近くまで傍聴いただいた皆様、本当にお疲れ様でした。

さて、今回の「保育緊急対策（公園等の廃止を含む）」が一般の方に示されたのは、５月１３日の区長記者会見です。

その後、５月１８日には区議会（臨時会）で補正予算の採決（可決）が行われ、同日（１８日）から２５日にかけて、各地で第１回説明会が開催されました。

そして、２８日から６月５日にかけて、４カ所で第２回説明会（この時の様子は、全国メディアでも数多く報道されておりますが、未だ計画に対して数多くの疑問の声があがっております））。

その後、昨日の保健福祉委員会での陳情審査となりましたが、陳情審査が終わるや否や、公園廃止を前提とした「保育事業者公募」が同日（昨日６日）に公表されました（杉並区公式ＨＰに掲載）。

区立施設（公園等）の廃止のプロセスが、ここまで性急なことは、相当強引な区政運営と言わざるを得ません。

保育施設新設については異論はありませんが、今回の施策及びプロセスは、杉並区政にとって大きな禍根を将来に残すことになると、私自身は思っております。

率直に言って、関わった区民の方々にとっては、区政に対して不信感しか残らないでしょうね。。。

なお、今日は都市環境委員会が開催されます。

審査される議案は下記６本です。

（１）議案第４８号　杉並区特別工業地区建築条例の一部を改正する条例

（２）議案第４９号　杉並区高齢者住宅条例の一部を改正する条例

（３）議案第５０号　杉並区景観条例の一部を改正する条例

（４）議案第５１号　杉並区狭あい道路拡幅整備条例の一部を改正する条例

（５）議案第６３号　特別区道の路線の認定について

（６）議案第６４号　特別区道の路線の認定について

そして、事務事業概要の説明の他、報告事項は下記１１件です。

（１）杉並区景観計画の改定について

（２）阿佐ケ谷駅等周辺まちづくり方針の中間のまとめの策定及び今後の進め方について

（３）空家等対策計画案の策定について

（４）杉並区狭あい道路拡幅整備条例の改正に関する区民等の意見提出手続結果について

（５）「東京における都市計画道路の整備方針（第四次事業化計画）」について

（６）みんなの夢水路基本計画について

（７）阿佐谷けやき公園の一時廃止について

（８）貴重木追加の進捗状況と今後の進め方について

（９）すくすくひろばの取組について

（１０）平成２７年度ごみ収集量及び資源回収量について

（１１）「分別達人（マスター）への道 ごみへるへるプロジェクト」の実施について