昨日、杉並区役所分庁舎にて、
「平成26年度 杉並区NPO活動資金助成事業 事業報告会」
がありました。
参加したのは、平成25年度助成団体の10団体。
各団体から、事業実施結果の概要のプレゼンテーションが行われました。
それぞれの取組をお聞きしていると、いわゆる「公」をどう捉えるか、また、その実施をどういった人々が担うのか、ということについて、考えさせられます。
人々が望むことをすべて行政が担っていたのでは、財政負担に際限がありません。また、平等を旨とする方法では、きめ細かい対応にも難が出てきます。
一方で、経済論理では対応しづらい、しかしながら必要性の高まっているニーズも新たに生まれています。
こうした新たなニーズに対して、事業を提供することに意義を感じている人達にいかに効果的に活動していただくか。。。
その方法として、行政が「助成」という形でかかわることも、ひとつのあり方だと思います。
官民の役割分担や多様な「民」の捉え方について、改めて整理して考えていきたいと思います。
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