先日、経済協力開発機構(OECD)から、2012年に実施した「学習到達度調査(PISA)」の結果が公表されました。
これは、65カ国・地域を対象にしたものですが、今回の日本の順位はというと、
・読解力:4位
・科学的応用力:4位
・数学的応用力:7位
となっており、前回2009年の調査からはいずれも順位をあげています。
私が購読しているメディアによる分析では、「ゆとり教育を転換し、学力重視を鮮明にした効果が現れた」とのことでした。
素直に喜びたいと思います。
しかしながら、
・欧米と比べ、「自信がない解答は書かない」という傾向がまだ強い
・わからないことに粘り強く取り組む姿勢が不十分
という指摘(いずれも文部科学省)は、肝に銘じておく必要もあろうかと思います。
いずれにしろ、「今後はむしろ学校を卒業した後も学び続ける能力が重要になる」という識者の指摘は、まさにその通りだと思いますので、子供の時から”学び疲れ”にならないようにも、親として、また大人として気を付けておきたいと思います。
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