一昨日から、バレーボールの国際大会、ワールドグランドチャンピオンズカップが始まりました。 
 
      日本女子チームの初戦の対戦相手はロシアでしたが、その試合での日本の先発メンバーは、これまでの常識からいえば“奇策”といえるもの。 
 
バレーボールをされない方にはわかりにくいかと思いますが、通常“ミドルブロッカー(センター)”と呼ばれるポジションンの選手が二人先発しますが、それを一人にし、かわりに“ウィングスパイカー”と呼ばれるポジションの選手を一人追加。 
 
これまでの常識からすると、「えっ」と思わせる布陣でした。 
 
      幸い初戦は勝つことができましたが(残念ながら、昨日のアメリカ戦は負けてしまいました)、この布陣が功を奏するのかは、まだまだわからないのではないでしょうか。 
 
ただ、 
 
「世界と同じことをしても、日本は勝てない」 
 
      という考えから、独自の工夫を生み出していく、というプロセスは、積極的にとらえたいですね。 
       
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