先日、経済協力開発機構が世界24カ国・地域を対象に行った、「国際成人力調査」の結果が公表されました。
これは、16〜65歳を対象に、社会生活の中で求められる能力を測ったもの、とのことで、「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力」の3分野で調査を行った、とのことです。
日本の結果は、「読解力」と「数的思考力」で1位、「ITを活用した問題解決能力」で10位、とのこと。
読解力と数的思考力が1位というのは嬉しいですが、その理由分析としては、
「(仕事を含め、)日常的に文書を読み書きしたり、計算をしたりする頻度が高い」
「平均的に質の高い人材が多い」
といったことが、私が読んだ記事では示されていました。
なお、「ITを活用した問題解決能力」があまり高くなかった理由としては、
「そもそもパソコン操作に不慣れな人が多い」
ことが大きな原因だったようです。
また、アンケートの分析結果からは、「パソコンを使用する頻度が低い」との結果も出たようです。
なかなか興味深い調査結果ですね。
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