大人の知力調査(10/10)

先日、経済協力開発機構が世界24カ国・地域を対象に行った、「国際成人力調査」の結果が公表されました。

これは、16〜65歳を対象に、社会生活の中で求められる能力を測ったもの、とのことで、「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力」の3分野で調査を行った、とのことです。

日本の結果は、「読解力」と「数的思考力」で1位、「ITを活用した問題解決能力」で10位、とのこと。

読解力と数的思考力が1位というのは嬉しいですが、その理由分析としては、

「(仕事を含め、)日常的に文書を読み書きしたり、計算をしたりする頻度が高い」

「平均的に質の高い人材が多い」

といったことが、私が読んだ記事では示されていました。

なお、「ITを活用した問題解決能力」があまり高くなかった理由としては、

「そもそもパソコン操作に不慣れな人が多い」

ことが大きな原因だったようです。

また、アンケートの分析結果からは、「パソコンを使用する頻度が低い」との結果も出たようです。

なかなか興味深い調査結果ですね。

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