一昨日、総務省が6月の完全失業率(季節調整値)を発表しました。
その結果は、前月比0.2ポイント低下の3.9%。
3%台に下がるのは、2008年10月以来、4年8か月ぶりとなります。
また、有効求人倍率も前月より0.02ポイント上昇して、0.92倍となりました。
こちらは、2008年6月以来、5年ぶりの高水準となっています。
昨年末の政権交代以降、景気の持ち直しがいわれてきておりましたが、いよいよ雇用面にも波及してきた、といえそうです。
さて、雇用面で前向きの動きが出てきたとすれば、次に焦点となってくるのは、それが賃金面にもあらわれてくるかどうか。
報道によれば、賞与や残業代の形でいくらか反映されてきているようですが、持続的な動きとなるかがこれからの焦点になると思います。
景気の動向とともに、雇用面の動向も注視していきたいですね。
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