先週、厚生労働省の調査で判明した「2012年の日本人の平均寿命」が公表されました。
それによれば、
女性・・・86.41歳で、世界一位
男性・・・79.94歳で、世界五位
とのことです。
2011年は、東日本大震災で多くの方がお亡くなりになった影響で平均寿命も下がっていました。
2012年は、そうした要因がなくなったことや、がんや心臓病などの死亡率改善、また、自殺者の減少も平均寿命を押し上げる要因となった、とのことです。
ちなみに、自殺者数については、15年振りに3万人を下回りました。
よく「少子高齢化」という言葉を使いますが、「少子化」と「高齢化」は別の問題であり、個々人の寿命が延びる長寿社会は好ましいことです。
いかに健康寿命を伸ばすか、また生活の質を確保していくかが、長寿社会を「好老社会」としていくうえで大切だと思います。
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