3月11日、杉並区では初の試みとなる、自主参加型の一斉防災訓練「シェイクアウト訓練」が行われました。
*シェイクアウト訓練・・・2008年にアメリカで考案された地震対策のための防災訓練。
参加者が同じ時間に、家庭や職場などその時に、いる場所で、一斉に身を守る行動をとるというもの。
「ドロップ(姿勢を低くし)、カバー(身を守り)、ホールドオン(揺れが収まるまで待つ)」
これだけの非常にシンプルな訓練である。
地震発災時に、いつ、どこにいても身の安全を確保するよう自ら判断して動くことを目的にしている。(杉並区公表資料より抜粋)
区の発表によれば、参加者は4万人強(事前に参加登録のあった方)。
子供達に確認したところ、小学校でも「やったよ」とのことでした。
この訓練自体は簡単なものですし、子供達も自宅で地震にあった時はすぐ机の下に隠れる癖がついていますが、改めて意識づけをする機会になったのでは、と思います。
訓練として何が効果的かはなかなか難しいですが、試行錯誤しながら、新たな取組を行っていくことはよいことだと思います。
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