国の事業仕分けの影響で、活用方法が転々としていた「国家公務員宿舎方南町住宅跡地」の活用方針が、先日公表されました。
区広報課の報道発表資料によれば、8月31日に開催された「まちづくり連絡会議(杉並区及び国・東京都で構成)」において、、区が取りまとめた「国家公務員宿舎方南町住宅の跡地活用方針」に沿った土地利用の早期実現に向けて、国も最大限努力することが確認された、とのこと。
そこで、その活用方針がどのようなものか、の概要を示すと、
【基本的な考え方】
@地域の活性化に資する土地利用を目指す
A国家公務員宿舎整備を前提とした、当時の国と地元との合意事項をできる限り尊重する
B民間による整備、管理運営を前提とする
【跡地活用の方針(概要)】
(1)導入すべき施設等
@防災関連施設(防災倉庫等)
A広場
B子育て支援施設(認可保育園)
C住宅施設
D道路・通路
E緑化空間
F環境対応
(2)導入が望ましい施設等
@医療施設等
A地域交流施設
となっております。
敷地面積が9,000uを超え、また地下鉄丸ノ内線方南町駅からすぐという立地ですので、地域の活性化に資すると同時に、区全体の行政ニーズにもしっかり対応する形で、今後の具体的対応・協議を図っていってもらいたいと思います。
|