通販の威力(8/28)

昨日、

「通販市場、初の5兆円台 = 13年連続プラス − 11年度」

という記事が報道されました。

記事によれば、2011年度の国内通販市場の売上高(速報値)が、過去最高の5兆900億円にのぼり、前年度比9.0%増加した、とのこと(日本通信販売協会)。

調査開始(1982年度)以来、初めての5兆円超えだそうです。

理由としては、

”長引くデフレや所得の伸び悩みの影響などで百貨店やスーパー、量販店など来店型店舗は苦戦が続くのに対し、通販市場は「インターネット購買が若者から60代まで幅広く浸透したのを追い風」(同協会)に、過去10年間でほぼ倍増した。”

とされています。

確かに、「ショールーミング(商品の現物を店舗で確認した後、ネットで価格を比較してオンラインショップで購入する行為)」なる言葉まで現れてきておりますので、来店型店舗は大変ですね。

こうしたなかでは、結局、「単に、モノを売る」のか、それとも「コミュニケーションやアフターサービス、そしてコミュニティ活動を含めた、”トータルとしての価値”」を売るのか、そのスタンスを適切にコントロールできるかどうかが、特に来店型店舗の現在及び将来を左右するのではないかと思います。

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