先月末、スイスのIMD(経営開発国際研究所)が「2012年 世界競争力年鑑」を発表しました。
日本の総合順位は、前年からひとつ下がり、27位(調査対象は59カ国・地域)。
相変わらず、「政府の効率性」の評価が悪く、また、公的債務の水準は、調査対象国・地域で最下位(59位)でした。
あくまで海外の1国際機関の評価であることは冷静に判断する必要がありますが、課題がいつまでたっても解決していない、ということも、認識する必要があると思います。
人口減少・少子高齢社会に入った日本の状況を踏まえ、「従来の延長線上では(よくても)ズルズルと下がっていくだけ」ということは、常に念頭においておかねばならないと思います。
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