購読紙誌H(5/17)

今日は久しぶりに(半月ぶりですね)、私が定期購読している紙媒体資料紹介そのHをしたいと思います。

今日ご紹介するのは、『明日への選択』。

キャッチフレーズは「主張するシンクタンクの情報誌」。

分類すれば、いわゆる”保守系”論壇誌ということになろうかと思います。

ただ、いわゆる”保守”や”革新”の定義というのも、人により捉え方が異なるので、一概にはいいにくいですね。

アンソニー・ギデンズ氏は、その著『第三の道』で示した社会的・政治的意識の4分類(縦軸は個人的自由、横軸は経済的自由)で、

保守主義・・・個人的自由:小、経済的自由:大

という分類を示していましたが、昨今のTPPをめぐる”保守主義”を標榜する方の議論をきいていると、

「保守主義=経済的自由:大」

という分類には、正直疑問も感じます。

いずれにしても、主張が全面的に一致するかどうか、という視点ではなく、典型的なひとつの政治的スタンスを表している雑誌として、購読しています。

なお、普段読んでいる月刊紙誌には、これまでとりあげた以外のものもありますが、次回からは年6回〜年2回発行されているものをご紹介したいと思います。

<< 「一筆啓上」トップに戻る