消費税増税をめぐる議論が、国会を中心に、メディアでも盛んに論じられております。
一方で、社会保険料の上昇については、さほど語られていないように思います。
そうしたなか、今週火曜日(17日)の日本経済新聞一面で、
「社会保険料 年収の3割超 ”見えない増税”負担一段と」
という記事が掲載されておりました。
私自身も3月の予算特別委員会で「国民健康保険料」について取り上げましたが、医療だけでなく年金と介護も含め、保険料は上昇の一途をたどっています。
前述の記事でも、厚生労働省の試算として、現在は年金・医療・介護の合計保険料が収入の26.2%であるのが、2025年度には30.2%になるとしています(40〜64歳の会社員で、健保組合加入の場合)。
ちなみに、消費税の場合は幅広い世代が負担することになりますが、保険料の場合は現役世代に大きな負担がかかります。
「税」をめぐる議論はもちろん大切ですが、同様に「保険料」に関する議論も、しっかりしていかなければならないと思います。
|