異(移)動の季節(3/29)

平成23年度も、残すところあとわずかとなりました。

新年度を迎える来週からは、新しい学校や職場で新しい生活を迎える方も多いと思います。

私自身の子供の頃を考えると、父の転勤等にともない、小学校は3つの学校に通いました(名古屋市→兵庫県神戸市→兵庫県加古川市)。

また、中学校は地元の学校ではなかった(兵庫県明石市)ため、進学した際の友人はゼロ。

そして、中学卒業とともに兵庫県から東京に出てきたため(これも父の仕事の関係です)、この時も友人ゼロからのスタートでした(それ以上に、言葉が「関西弁」でしたので、一人だけ違う言葉をしゃべっている状態でしたね)。

働き出してからは、コンサルティング会社という性格上、顧客先に常駐する仕事でしたので、3年半の間に、名古屋→東京→福岡と様々な場所で生活をしました。

昨日も少し記しましたが、異動(移動)によって、新たな人間関係が出来ると同時に、新たな場所で生活することにより、それまで住んでいた場所を相対化でき、その良さも改めて実感できます。

地方議員の場合、「地元生まれの地元育ち」ということが、人により”特徴”としてよく強調されます。

残念ながら私は「杉並生まれの杉並育ち」ではありませんが(高校時代は、杉並に住んでいました)、多様な場所で生活したからこそわかる”杉並の良さ”を活かしていけるようにしたいと思います。

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