先週末〜昨日とご報告している通り、杉並区減税基金条例を廃止する条例に反対したことにより、私は会派を離脱し、一人会派となりました。
ところで、この「杉並区減税基金条例」をめぐっては、成立時の2年前及び廃止時の今回ともに、「記名投票」が実施されております。
したがって、会議録上も各議員の賛否が掲載されております。
2年前に成立したとき、賛成した議員は45名中30名。
そして、今回の廃止時、廃止に反対した議員は45名中5名。
*ともに議長は採決に加わっていません。また、今回は欠席議員が1名おりました。
この間、改選をはさんでおり議員自体が入れ替わっていること、廃止に賛成した方の理由は様々であること、また、2年前及び今回ともに反対した議員もおられますので、一概に申し上げるのは適当ではないと思いますが、それでも概略でいえば、
「減税基金条例に賛成の議員が、2年で30名から5名に激変した」
ともいえる結果となっております。
区民の方が議員に求めること、また、各議員が議員活動で重視することは各々異なるとは思いますが、「議員にとっての、議決することの重さ」が、議会全体での判断結果と私の感覚とではだいぶ異なっているようです。
いったい議会とは、また議員とは何なのか。その考えも、人それぞれ、ということですね。
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