予算特別委員会A(3/22)

今月7日(水)から行われてきた予算特別委員会も、昨日21日(水)が最終日で、各会派による意見開陳(付託議案への賛否及びその理由の表明)が行われました(参考ながら、今日は本会議が開かれ、平成24年杉並区議会第1回定例会の最終日となります)。

予算特別委員会に付託されていたのは、平成24年度杉並区一般会計予算他計23議案。

私は、21議案に賛成、2議案(議案第11号:杉並区減税基金条例を廃止する条例 及び 議案第34号:平成24年度杉並区一般会計予算)に反対しました。

ちなみに、会派としては全23議案に賛成であり、上記2議案に(会派内で)反対したのは私だけとなります。

このことに伴い、今後の議会内活動の基盤は変更となりますが、この件については状況が一定程度確定しているはずの来週にでもご報告させていただきます。

とりあえず今日は、上記2議案に反対した理由を記しておきます(昨日の委員会で述べた意見を記載しておきます)。

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会派と意見の異なる2議案についてのみ、ごく簡潔に意見を申し上げます。

まず、議案第11号 杉並区減税基金条例を廃止する条例ですが、東日本大震災により、施策の優先順位が変わるのは、私も当然であると思います。しかしながら、これについては基本方針を変更すれば足りる問題であります。

一方で、今回の減税基金条例廃止の提案にあたり、将来の減税にかわる世代間の格差是正、公平確保策が示されておらず、また、いざという時のための貯金(基金)確保策が十分に示されたとは残念ながら言えません。こうした理由等から、議案第11号 杉並区減税基金条例を廃止する条例には反対をいたします。

なお、当議案の提案に至る過程を振り返ってみたときに、区長選挙における公約の軽さは、政治に携わる者として非常に残念に思います。

次に、議案第34号 平成24年度杉並区一般会計予算ですが、議案第11号の可決成立を前提とした予算であり、議決科目である項としての「減税基金費」が削除された予算ですので、他の点にふれるまでもなく、反対をいたします。

なお、今後の予算編成に当たっては、区民生活の向上に向けて効率的な政府を目指すとともに、将来世代に選択の自由を残すこともしっかり考慮にいれていただきたい旨、申し添えておきます。

以上で、はなはだ簡単ではありますが、意見の開陳を終わります。

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ということで、理由を挙げれば上記の通りとなりますが、そもそも論として、私は2年前の減税基金条例成立時に賛成していますので、たった2年での廃止に賛成するはずがありません(あくまで私の判断基準としては、です)。

なお、都合により明日の更新は休止させていただきますので、ご了承いただければと思います。

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