昨日は、国の財政状況についてとりあげました。
日本の現状に対して非常に危機感を持つべき指標(統計結果)としては、人口動態についても挙げることができます。
先日、昨年10月実施の国勢調査確定値が公表されましたが、そこでは、日本人の人口の総数が減少した、ということとともに、高齢者(65歳以上)の割合が23.0%と、世界最高水準を更新したことも公表されました。
ちなみに、2位のドイツ・イタリアは20.4%ですので、日本が突出している、といえるのではないかと思います。
こうした高齢者の割合の増加(及び少子化)は、しばらくはより”厳しい”状況へと向かっていきます。
昨日の財政問題とも絡み、こうした現状に対して、過度に悲観的になってはなりませんが、しっかりと危機感をもつことは、現役世代に課せられた使命であると思います。
未来に向けた”夢”と”危機感”をいかに適切に共有するか。。。
難しい課題ですが、これこそ政治に携わるものとして、取り組んでいかねばならないですね。
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