先週末、東京大学が入学時期を春から秋に移行させる検討に入った、というメディア報道がなされました。
狙いは、国際標準である秋入学を導入することにより、
@海外大学との留学生交換を円滑にし、大学の国際化を加速させる
A学生に入学までに社会経験を積ませる
ことのようです。
年内にも結論を出す予定のようですが、仮に実現すれば、他大学の入学時期や、企業等の採用活動にも大きな影響を与えますね。
ところで、高校卒業から入学までの期間や、大学卒業から大学院進学までの期間のことを、「ギャップイヤー」というそうです。
上記でいえば、Aをギャップイヤーを活用して実践する、ということになります。
私自身、(ギャップイヤーの定義とは少し異なると思いますが)大学卒業から入社まで、多少時間がありました(入社日が5月15日だったため)。
その間、十分な社会経験を積んだかは疑問もありますが、「学生でも社会人でもない」期間を多少なりとも過ごしたことは、働き始めるにあたり、心づもり等で効果的だったように思います。
東京大学がどのような結論を出すかはわかりませんが、大いに議論されてよい事柄だと思います。
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