3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とする「東北地方太平洋沖地震」が発生しました。
当区と災害時相互援助協定を締結している福島県南相馬市を始め、東北地方の太平洋沿岸を中心とした地域や長野県北部などでも甚大な被害が出ており、被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
杉並区では、同日午後3時に災害対策本部を設置し、避難所の運営や帰宅困難者への支援等を行いました。
私自身も11日は高井戸地域区民センターへ行き、翌12日は近隣小学校を含めた状況の確認、13日には区役所へ登庁しました。
今後はまだ余震の心配があり、また電力の供給については予断を許さない状況が続くものと思われます。
何はともあれ、是非皆様も落ちついた対応をとっていただければと思います。
なお、杉並区の当面の対応方針は、以下の通りです。(以下、3月13日付夜10時段階での杉並区公式HPでの記事を転載)
1 杉並区の考え方
(1)区内における地震の被害者への対応に万全を期する。
(2)深刻な電力不足に対応し、区民生活に支障をきたさない範囲で、区立施設における利用時間等の制限等を行う。
(3)被災地への必要な支援に全力を尽くす。
2 区民の不安の解消や情報提供をするための具体的な取り組み
(1)今後も大きな地震が発生した場合並びに、公共交通機関がマヒした場合などは、全ての区立小中学校、地域区民センター(高井戸を除く)、区役所ロビーに避難所(震災救援所)を開設
(2)区役所の区民相談コーナーで震災被害全般に関する相談の受け付け
(3)被害認定調査の実施
(4)引き続き地震に関連した区の取り組み情報をホームページや広報すぎなみで提供
(5)道路上に倒壊した塀などのガレキの除去
3 節電に関する区立施設等の利用時間について
東京電力からの節電要請に基づき、区では区民サービスの保持を基本としつつ、当面(3月いっぱい)下記により対応することとします。
(1)区役所および保健所、福祉事務所等
<1>通常どおり運営
<2>施設における節電を徹底
○暖房温度の設定変更
○エレベーターの一部停止
○消灯等の徹底
(2)区民事務所、駅前事務所、地域区民センター、社会教育センター集会施設についても通常どおりとする。
(3)区民会館、区民集会所、区民事務所会議室、勤労福祉会館ホールおよび会議室、あんさんぶる荻窪会議室、杉並会館宴会室および会議室は夜間利用を取りやめ(予約済み分を除く)、アニメミュージアムは閉館とする。
(4)図書館、科学館、郷土博物館、ゆうゆう館は、午前9時〜午後5時までとする。
(5)体育施設の利用は休止する。
なお、体育施設のうち、屋外運動場については、昼間のみの利用とする。
(6)各施設における夜間の目的外利用は、休止する。
(7)公会堂、座・高円寺、産業商工会館については、別途協力要請を行う。
4 被災地への支援について
(1)義援金の募集について
○区役所本庁舎及び区立施設において、義援金の受付を開始する。
(2)災害時相互援助協定を締結している南相馬市への支援について
○見舞金300万円を送る。
○現地と連絡を取り、必要な支援を行う。
(3)被災地への人的支援等について
○国および東京都と連携し、必要な職員等の派遣を行う。
新たな情報が出てまいりましたら、随時当欄にてご報告させていただきます。
なお、当面の間、東北地方太平洋沖地震に伴い、HPの更新を日次から随時に変更いたします。
ご了承ください。
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