今日は、2月23日(水)の総務財政委員会で報告された4件のうち、「第2回杉並区減税基金委員会の開催」についてご報告します。
当委員会は1月11日(火)に開催され、以下2つの議題、
(1)平成22年度杉並区減税基金の運用状況について
(2)平成23年度杉並区の財政見通しについて
が取り扱われました。
さて、この減税基金の運用状況ですが、この低金利のもとで、年率3.2%強という、かなりすごい利回りを出しています。
その大きな要因となったのは、年度途中で保有国債の中途売却及び再購入を行ったこと。
これは、保有国債の含み益が多額に上ったことから実施したことですが、「安全第一」を旨とする従来の区役所では、あり得なった対応だと思います。
やはり、民間から基金管理監を登用したことが大きいですね。
今回は「自治体が保有する基金の運用」という面での出来事でしたが、「専門家」の智恵の活用がいかに重要かが現れた事象だと思います。
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