昨日、中国国家統計局が、2010年の国内総生産(GDP)を発表しました。
物価変動の影響を除いた実質で前年比10.3%の増加となり、3年ぶりの2桁成長となりました。
この結果、日本を抜いて、中国が世界第2位の経済大国に浮上したことが確実視されています。
そしてこのことは、主語を日本に変えれば、2位から3位となった、ということです。
この事実に対しては、今後の日本がとるべき道筋について、中国の国家体制やビジネス環境の異質さから様々な見解があると思います。
ただ、いずれにしても、現下の日本の経済力、そして当面の生産年齢人口の推移等について、冷静に直視することが大切ではないでしょうか。
過去の成功体験に拘るのではなく、冷静な現状及び将来分析のもと、確かな未来を描くための変化に恐れずに取り組むことこそ、今必要なことではないかと思います。
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