小1プロブレム(11/12)

昨日報道発表されたなかに、小1プロブレム(小学校に入学したばかりの児童が学校の集団生活に適応できない問題)に関する記事がありました。

内容は、文部科学省の有識者会議「幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続の在り方に関する調査研究協力者会議」が、小1プロブレムの解消を目指し、幼稚園・保育所と小学校が連携するための基本方針をまとめた、とのこと。

内容としては、

・幼稚園・保育所と小学校の教職員による合同研修の実施

・1コマ45分間の授業を、小学校低学年では15〜20分程度の2、3コマに分割するといったカリキュラムの改善

などが提言されている、とのことです。

また、小学校1年生が学習に集中したり、教員の話を聞いたりできないのは、自制心や耐性、規範意識が十分に育っていないためだと分析し、入学前からグループ活動を経験させる必要性などを提言しているとのことです。

確かに、子供達が学校生活に適切に適応できるように、教育システム等の改善を図っていくことは必要ですし、大切なことです。

しかし、そもそも「家庭の役割」こそ、この年代には大切なのではないでしょうか。

文部科学省も「家庭の教育力の向上」として色々取り組んでいますが、私自身「政治家」としてシステムの再構築に取り組むとともに、「親」としての役割もしっかり考えながら、こうした問題は考えていきたいと思います。

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