904兆円(8/13)

先日、財務省が2010年6月末の「国の借金」額を発表しました。

その額、904兆772億円。

一人あたりに換算すると、約710万円になります。

私は5人家族なので、3,550万円、ということでしょうか。

904兆円ときいても桁が大きすぎてピンときませんが、710万円や3,550万円ときくと、「えらいこっちゃ」と実感が湧いてきます。

景気対策、社会保障の充実、全て大切なことです。

しかし、しっかりとした長期展望を持たずに目先の要求に対応していたのでは、借金を積み重ねてきたこれまでの繰り返しに陥るだけです。

しっかりと優先順位をつけ、既得権のしがらみを振り払わなければ、現状を打開することはできないのではないでしょうか。

税金でやるべきことは何なのか、を改めて問わなければならないと思います。

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