国の平成２２年度予算案が閣議決定されました。

一般会計規模は９２兆３千億円。

税収が３７兆円と低迷することもあり、国債新規発行額が４４兆３千億円となります。

借金が税収を上回るというのは、ちょっと考えられないですね（実際、昭和２１年度以来のことのようです）。

この結果、平成２２年度末の国債残高は６３７兆円となり、国民一人あたり４９９万円となります。

ちなみに、国債発行総額は、財投債や借換債を加え、１６２兆円となります。

いくつか数字を並べましたが、あまりに目先のことにとらわれすぎ、未来に対して無責任と謂わざるをえません。

目の前の不満への対処だけでなく、「持続可能性」や「富の創出」ということをもっとしっかりと考えないと、ずるずると最悪の事態へ流れて行ってしまう危惧を感じます。

来年も国政選挙（参議院議員選挙）がありますが、政党にはこうした視点からの公約（マニフェスト）を打ち出してほしいですね。

なお、今年のＨＰ更新は本日を最後とし、来年は１月４日（月）から再開する予定です。

皆様、良いお年をお迎えください。