印刷局久我山運動場(11/12)

昨日、会計検査院による国の2008年度決算の検査報告が、鳩山首相に提出されました。

会計処理が不適切などと指摘されたのが717件で2,364億円、金額ベースで前年度比1.8倍とのことです。

私が注目したのは、その中でも「特定検査対象に関する検査状況」として触れられた、独立行政法人国立印刷局の久我山運動場について。

マスコミの表現を借りれば、

「国立印刷局は、久我山運動場を不要資産と位置付けていたが、処分の検討に進展がなく、検査院は改善を要求。同局は処分計画の作成に動き始めた。」

とのこと。

同運動場は、都市計画高井戸公園の区域に入っており、ここを公園用地として都が購入しなければ、都市計画公園の実現はほぼ不可能になるといっても過言ではありません。

杉並区としても、既に何度も都に働きかけを行っておりますが、改めてこうした検査報告が出されたのを機に、都への要請を強めていく必要があると思います。

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