今日も鳩山首相の所信表明演説をとりあげます。
今日とりあげるのは「政府の役割」について。
首相は演説の中で、
「政治にできることは、市民の皆さんやNPOが活発な活動を始めたときに、それを邪魔するような余分な規制、役所の仕事と予算を増やすためだけの規制を取り払うことだけかもしせません」
と述べています。
これ自体は「良いことを言うなあ〜」と感じますが、現実に進行している郵政民営化見直し論議等を見ていると、「???」とも感じてしまいます。
改めてその違和感の源泉を私なりに探ると、
「民間企業の活動を、”民”という枠組みに入れるかどうか」
に対する考え方が私とは異なるのかな、と感じます。
「民間企業=営利追求」という単純な図式や、一方で存在する「公務員性悪説」といったものに、安易に流されることなく、その特性を活かした仕組みをどのようにつくっていくかに注力していきたいと思います。
(写真は、国会開会式の様子です)
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